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【 てつこの部屋 】 ~ VOL1 ラブストーリーは突然に ~

♦ Prologue

趣味を尋ねられれば、


「インスタ映えするお洒落なカフェ巡り」
 

休日の過ごし方を聞かれれば、


「ネイル」 に 「ホットヨガ」、「パンケーキづくり」
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これから始まるお話は、


そんな


おしゃれ女子だった私が、
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パンチの効いた

「炭鉱女子」になるまでのお話です。

♦ 翔んでIWAMIZAWA

小さい頃から、おばあちゃん子だった私。

祖母が住む三笠市へは

昔からしょっちゅう遊びにきていましたが、

なんの縁があってか、

この春に人事異動で命じられた赴任先は

三笠の隣の岩見沢。

「岩見沢って、インスタ映えするカフェあるかなぁ。。」

新しい仕事への不安はさておき、

さっそく、休日の過ごし方を考えているうちに

岩見沢駅に到着。
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新居へはここからバスに乗り換え。

次の便を待つあいだ、なにげな~く

駅内を散策していると・・



「ん ?」
 
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「んん?」
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「すっ、すみ・・てつ こう?」

よく分かんないけど、

とりあえず「日本遺産」って書いてあるし。

まぁ、有名な建物でもあるんだろう・・・と。

(よく分かんないけど 笑)

♦ SIXTH  SENSE

次の日。

引っ越しの片付けもそこそこに

三笠のばあちゃん家で歓迎会。

ばあちゃん 「ご飯できるまで、散歩でもしておいでー」

普段からデスクにかじり付けの生活だからか、

久しぶりの三笠の自然には惹かれるものがあった。

いとこに車を出してもらい、

私たちが向かったのは・・




「!!!」
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自然に溶け込む、人工物。

・・そして静寂。

華やかさなんて、何もない。

むしろ真逆。

でも確かに感じられる、過去の息吹。

そして、見ていると圧倒される、迫力。

いとこ 「あれ?連れてきたことなかった?」

わたし「ないない。初めてみたよ。 ここって・・・なに?」

いとこ「北炭幾春別炭鉱の立坑櫓。石炭だよ、石炭。」

いとこ「岩見沢に住むんだからさぁ~。知っておいてよ、こんくらい笑」


いとこ 「 ここ、日本遺産よ? 」






今まで感じたことのない、

不思議な感覚。

もっと見ていたいと素直に思った。

いとこによると、空知管内には

このような産業遺産が多く点在しているという。

家に帰ったその夜。

スマホで調べていた

私の目に飛び込んできたのは
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「炭鉄港(たんてつこう)」との運命の出会い。

こうして炭鉱女子の物語は幕を開けました・・
to be continued

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