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就農を目指したきっかけは狩猟

はじめまして
滝川市地域町おこし協力隊として、新規就農の為に現在研修中の小田と申します。

私は今、離農を考えている農家さんの所で3年間の研修を受けており、現在は2年目。あと1年の研修を終えると、就農という形でその方の農地、機具などを継承していくことになります。
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筆者(左)

就農を目指したきっかけ

私が農業を始めたいと思ったきっかけは、趣味でやっている狩猟でした。

6年前から狩猟を始め、エゾシカを獲って、捌いて、家族で食べる。
獲って捌く大変さを体感しつつも、妻や子供たちからの「美味しい」という一言が嬉しすぎて、思考に変化が生まれました。

日常生活において経験することがない「獲る」「捌く」を経験していく中で一次産業に興味を持ち、食という観点から考えると、農業と狩猟はスタートは違えどゴールは一緒だと思いました。

農業だと、過程は自分の考えで良くも悪くもなるし、天候・気象にもよりますが努力した分だけリターンがあるところに魅力を感じました

また、狩猟仲間で農家をやっている方との出会いで色々話を聞いたり相談に乗っていただくうちに、気づけば就農するための行動に移り、ご縁あって滝川市に移住することができました。
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巨大な雄鹿を捕獲

地域おこし協力隊としての活動

研修内容は、お米の栽培方法畜産(繁殖和牛)です。

普段、私たちの主食として食されているお米は本当に手間のかかる作物で、今では機械化が進み手間は減りましたが、機械がなかった時代には88の技術がありました。
(漢字の由来で、「八十八」を組み合わせると「米」という漢字になりますよね?)

特に籾まき~田植えまでは早朝から遅くまで作業することが多く、この時期は特に忙しいです。

畜産については、和牛=食肉というイメージが強いと思いますが、繁殖を専門にする仕事もあります。

子牛を生産して約10カ月齢前後で出荷し、その牛たちが〇〇牛などのブランド牛になったりもします。
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親方ご指導の下はじめての田植え機を操作
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稲刈り作業中

当初は畜産をやる予定ではなかったのですが、研修先の方に進められ、今年で2年目になります。

とてもやりがいがあり、削蹄師(牛の蹄を切る)や家畜人工授精師の資格も取得して、これからは実際に経験を積んで技術を向上していきたいです。

滝川市で暮らしてみて

程良い田舎で子育てするにも環境が良く、家族で農作業をしたり、自然のアクティビィティで山菜採り、釣り、スキーなど家族と楽しい滝川Lifeを送っています!
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皆さんも、ちょうどよい田舎滝川に遊びに来てね!

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