【雨竜沼湿原ってなに?】(北海道・雨竜町)
更新日2023.06.22
「雨竜沼湿原」って聞いて、どんなことが思い浮かびますか?
灰色や茶色で、ブクブクと泡のようなものが見え、入ったら沈んでいってしまいそうな、底が見えない沼?
湿原っていうからには、湿度が高く、じめじめしていて、霧もかかっているような場所?
或いは、やっぱり湿原と聞いたら釧路湿原を思い浮かべますか?
いえいえ、雨竜沼湿原は釧路湿原に負けていませんよ!
一言でいえば「天上の花園」なんです!!!
灰色や茶色で、ブクブクと泡のようなものが見え、入ったら沈んでいってしまいそうな、底が見えない沼?
湿原っていうからには、湿度が高く、じめじめしていて、霧もかかっているような場所?
或いは、やっぱり湿原と聞いたら釧路湿原を思い浮かべますか?
いえいえ、雨竜沼湿原は釧路湿原に負けていませんよ!
一言でいえば「天上の花園」なんです!!!
北海道・中空知エリアの雨竜町にある「雨竜沼湿原」は、標高850mに位置し、日本でも有数の山岳型高層湿原です。
2005年にはラムサール条約湿地に登録されました。
「あーあのひまわりの町だよね」と言われたり…(もしかして、北竜町と間違えられている?)。
雨竜町って、町外の人からは、「これと言ってイメージがわかない(ピンとくる特徴がない?)」と思われることもあるのですが、まちの一番大きいセールスポイントと言えるのが、雨竜沼湿原です!!!
2005年にはラムサール条約湿地に登録されました。
「あーあのひまわりの町だよね」と言われたり…(もしかして、北竜町と間違えられている?)。
雨竜町って、町外の人からは、「これと言ってイメージがわかない(ピンとくる特徴がない?)」と思われることもあるのですが、まちの一番大きいセールスポイントと言えるのが、雨竜沼湿原です!!!
私自身も雨竜町に来るまで、名前や存在すらも知らなかった雨竜沼湿原。
湿原と聞いたら、やはり釧路湿原が一番に思い浮かびますが、それも名前だけ聞いたことがある程度でした。
それぐらい何も知らない中、雨竜沼湿原へ初めて行くことになった私。
イメージでは、湿地帯にある木道を歩いて見るだけかなと思っていましたが、周りのみんなの口から出てくる言葉は、「登山」。
湿原と聞いたら、やはり釧路湿原が一番に思い浮かびますが、それも名前だけ聞いたことがある程度でした。
それぐらい何も知らない中、雨竜沼湿原へ初めて行くことになった私。
イメージでは、湿地帯にある木道を歩いて見るだけかなと思っていましたが、周りのみんなの口から出てくる言葉は、「登山」。
実際に行ってみたら、その意味が理解できました。
雨竜沼湿原までの道中、標高850mまで登るのが、ちょっとした試練のようでした。
平たんな道なら、850mは少し走ればたどり着く距離ですが、「標高850m」は、また一味違うと痛感しました。
雨竜沼湿原までの道中、標高850mまで登るのが、ちょっとした試練のようでした。
平たんな道なら、850mは少し走ればたどり着く距離ですが、「標高850m」は、また一味違うと痛感しました。
私は生まれてきて二十数年、一度も登山というものをしたことがありませんでした。
初めての登山が雨竜沼湿原。
スポーツもしているので、足腰には少し自信がありましたが、登山靴や荷物を背負って登るのも、初心者の私にはキツいと感じました。
森の中の山道を進みますが、自然や景色を楽しむ余裕もなく、足元をしっかりみて、一歩一歩進みました。
初めての登山が雨竜沼湿原。
スポーツもしているので、足腰には少し自信がありましたが、登山靴や荷物を背負って登るのも、初心者の私にはキツいと感じました。
森の中の山道を進みますが、自然や景色を楽しむ余裕もなく、足元をしっかりみて、一歩一歩進みました。
途中には白竜の滝という休憩スポットがあります。
時期や雨量によって水量は変わりますが、涼しさを感じことができる、一推しの休憩スポットです。
滝つぼまで降りていけるので、少し時間を使ってでも行く価値はあります!
時期や雨量によって水量は変わりますが、涼しさを感じことができる、一推しの休憩スポットです。
滝つぼまで降りていけるので、少し時間を使ってでも行く価値はあります!
ここから先に進むと、より一層深い森の中に入っていくこととなり、たくさんの動植物が迎えてくれます。
シマヘビやカタツムリ、キノコやイチゴなど…。
シマヘビやカタツムリ、キノコやイチゴなど…。
花々もきれいに彩を見せてくれます。
オオバミゾホオズキ(左上)、サンカヨウ(右上)、
シロバナニガナ(左下)、ヤマアジサイ(右下)
シロバナニガナ(左下)、ヤマアジサイ(右下)
自然環境の美しさに背中を押されながら歩みを進めると、名前の通り険しい「険竜坂」という道に続きます。(第2吊り橋を渡ってすぐ)
(そういえば、普段階段の上り下りがないし、車移動ばかりで徒歩や自転車移動もあまりなかったなぁ…。)
ツケが回ってきたのか、足がプルプルしてきます。
この険しい山道を登るだけでも一苦労です。
一人で登るのは大変かもしれないですが、仲間と一緒に登ると、おしゃべりの中で励まし合うことができるので、苦しさも少しは紛れます。
ツケが回ってきたのか、足がプルプルしてきます。
この険しい山道を登るだけでも一苦労です。
一人で登るのは大変かもしれないですが、仲間と一緒に登ると、おしゃべりの中で励まし合うことができるので、苦しさも少しは紛れます。
ここを登りきると、雨竜沼湿原が見えてきます。
すると、一気に大空と草原のような湿原が目の前に広がります。
また、高山性湿原性植物も登山客を迎えてくれます。
すると、一気に大空と草原のような湿原が目の前に広がります。
また、高山性湿原性植物も登山客を迎えてくれます。
私が初めて登った時は、広がる自然を見て気分が高揚し、疲労をすべて忘れて、木道を駆け出したくなるような気持ちになったのを覚えています!
※危ないので、木道はゆっくり歩きましょう。
そして、「これは何だろう?」「こっちは何だろう?」と見たことがない植物を見つけては写真を撮り続けていました!
中でも、私が1番美しいと感じたのは、やはり木道沿いに咲き、緑色の湿原を黄色いコントラストで彩るエゾカンゾウ。
また、雨竜沼湿原の固有種ウリュウコウホネも広がる池塘(ちとう)から顔を出してくれます。
※危ないので、木道はゆっくり歩きましょう。
そして、「これは何だろう?」「こっちは何だろう?」と見たことがない植物を見つけては写真を撮り続けていました!
中でも、私が1番美しいと感じたのは、やはり木道沿いに咲き、緑色の湿原を黄色いコントラストで彩るエゾカンゾウ。
また、雨竜沼湿原の固有種ウリュウコウホネも広がる池塘(ちとう)から顔を出してくれます。
「コウホネ沼」と呼ばれるところからは、南暑寒岳と暑寒別岳を見ることもできますよ!
秋になると草紅葉が広がり、別の顔を見せてくれる雨竜沼湿原。
2017年の日本経済新聞「なんでもランキング」において、雨竜沼湿原が秋の到来を告げる景色の全国湿原・高山名所ランキングで第9位となっています。
※関連の過去記事はこちら↓
全国9位の名所!黄金色に輝く草もみじ【雨竜沼湿原】
2017年の日本経済新聞「なんでもランキング」において、雨竜沼湿原が秋の到来を告げる景色の全国湿原・高山名所ランキングで第9位となっています。
※関連の過去記事はこちら↓
全国9位の名所!黄金色に輝く草もみじ【雨竜沼湿原】
湿原まで登りきって初めて見ることができる、この絶景。
全ての疲れを飛ばしてくれると同時に、仕事や勉強から少し離れて心の休息を与えてくれます。
去年は満開のエゾカンゾウを見ることができましたが、今年もどれぐらい見ることができるか楽しみです!
ぜひ、一度は自分の目で見て欲しい景色です。登山シーズン中にぜひお越しください!
ちなみに、近くのゲートパーク(登山口のエリア)は、先週の水曜日(6/14)にオープンしました。
全ての疲れを飛ばしてくれると同時に、仕事や勉強から少し離れて心の休息を与えてくれます。
去年は満開のエゾカンゾウを見ることができましたが、今年もどれぐらい見ることができるか楽しみです!
ぜひ、一度は自分の目で見て欲しい景色です。登山シーズン中にぜひお越しください!
ちなみに、近くのゲートパーク(登山口のエリア)は、先週の水曜日(6/14)にオープンしました。
※オープン日にはミズバショウなどの植物を見ることができました。
6月下旬から7月の間は、雨竜沼でたくさんの花が咲くので、訪問するにはベストな時期!
お休みの日に、ぜひ雨竜町自慢の観光資源である雨竜沼湿原へお越しください!
※ 環境美化整備等協力金(18歳以上500円/人)を収めることで、雨竜町内で使えるお得な割引券がもらえますよ~!
お休みの日に、ぜひ雨竜町自慢の観光資源である雨竜沼湿原へお越しください!
※ 環境美化整備等協力金(18歳以上500円/人)を収めることで、雨竜町内で使えるお得な割引券がもらえますよ~!
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