雪の妖精「シマエナガ」の遭遇ポイント、教えちゃいます!(北海道・由仁町)
更新日2023.12.14
![](https://sorachi-de-view.com/uploads/images/20231214/20231206_%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%82%A8%E3%83%8A%E3%82%AC04_3.jpg)
過ごしやすい気候と豊かな自然環境が自慢の由仁(ゆに)町
由仁町は空知エリアの最南端に位置し、人口5,000人を下回る、北海道の中でも小さな規模のまちです。
札幌などの道内主要都市からのアクセスが良いことから、「都会に近い田舎」と言われており、週末の日帰り旅行などには最適な環境です。まさに北海道の自然を手軽に感じることができる町と言えるでしょう。
札幌などの道内主要都市からのアクセスが良いことから、「都会に近い田舎」と言われており、週末の日帰り旅行などには最適な環境です。まさに北海道の自然を手軽に感じることができる町と言えるでしょう。
![DJI_0047_Moment(2).jpg](/uploads/images/20231214/DJI_0047_Moment(2).jpg)
(伏見台公園より由仁の田園風景を望む)
そして、この町はその豊かな自然環境で知られています。由仁町は低い山々や丘に囲まれた盆地に位置し、1年を通じて大きな気象的変化も少なく、豪雪で知られる空知エリアにありながら、「夏は涼しく、冬は積雪が少ない」という特徴があります。
山あり川ありのその地形と過ごしやすい気候は、本日ご紹介する多様な野生動物や植物にとって、まさに理想的な環境と言えます。
由仁の魅力!なまらめんこい雪の妖精「シマエナガ」
近年、まちの新たな魅力になりつつあるのが、雪の妖精と呼ばれる「シマエナガ」です。
「シマエナガ」はエナガ科エナガ属に分類される体長10~15cm程度の小さな鳥。
真っ白でフワフワの冬毛の胴体につぶらな瞳という外見的特徴から、一目見たら「なまら・めんこい♪」以外の言葉は出てきません。
※「なまら」「めんこい」は北海道で使われる方言で、それぞれ「とても」「カワイイ」という意味です。
また、世界でも北海道にしか生息していないと言われる鳥で、インバウンドマーケティングなどにおいても、近年は人気が爆発的に高まっています。
「シマエナガ」はエナガ科エナガ属に分類される体長10~15cm程度の小さな鳥。
真っ白でフワフワの冬毛の胴体につぶらな瞳という外見的特徴から、一目見たら「なまら・めんこい♪」以外の言葉は出てきません。
※「なまら」「めんこい」は北海道で使われる方言で、それぞれ「とても」「カワイイ」という意味です。
また、世界でも北海道にしか生息していないと言われる鳥で、インバウンドマーケティングなどにおいても、近年は人気が爆発的に高まっています。
![20231206_%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%82%A8%E3%83%8A%E3%82%AC21.jpg](/uploads/images/20231214/20231206_%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%82%A8%E3%83%8A%E3%82%AC21.jpg)
(つぶらな瞳がチャームポイント)
![20231206_%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%82%A8%E3%83%8A%E3%82%AC22.jpg](/uploads/images/20231214/20231206_%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%82%A8%E3%83%8A%E3%82%AC22.jpg)
(キョトンとした表情もステキ)
自宅近くで出会ったシマエナガ
小鳥はそもそも警戒心が強く、よっぽどタイミングが良くなければ、人前にその姿を現すことはありません。(その遭遇率の低さが「妖精」たる所以なのでしょう。)
しかし、由仁町では、町内でシマエナガに遭遇することがあります!!
筆者は由仁町に移住して3年目になりますが、冬季になると毎年遭遇することができているんです。
「でも山に登ったり、何時間も冬の屋外で待機したりするんでしょ?」
とお思いの皆様。
その想像を全力で否定させてください。
自分が遭遇している場所は・・・「自宅前の電線」や「町内にある学校の敷地内」などです。
特別な機材や装備などの準備もなく、特に淡い期待も抱いていない状況下で、彼らは平然と「え?何が?」と言わんばかりのタイミングで現れるのです。
しかし、由仁町では、町内でシマエナガに遭遇することがあります!!
筆者は由仁町に移住して3年目になりますが、冬季になると毎年遭遇することができているんです。
「でも山に登ったり、何時間も冬の屋外で待機したりするんでしょ?」
とお思いの皆様。
その想像を全力で否定させてください。
自分が遭遇している場所は・・・「自宅前の電線」や「町内にある学校の敷地内」などです。
特別な機材や装備などの準備もなく、特に淡い期待も抱いていない状況下で、彼らは平然と「え?何が?」と言わんばかりのタイミングで現れるのです。
![20231206_%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%82%A8%E3%83%8A%E3%82%AC01.jpg](/uploads/images/20231214/20231206_%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%82%A8%E3%83%8A%E3%82%AC01.jpg)
(自宅付近の林で撮影)
人口が少なく、山や丘に木が多い環境が警戒心を低いものにしているのでは?と考えましたが、そんな事よりも「シマエナガを生活の中で見かける」という事実・・・何気なく考えても、スゴイ環境だと思います。
とっておき情報!!シマエナガに遭遇できる?!おススメスポット
さて、次はシマエナガが見られる可能性が高いであろうスポットをご紹介したいと思います。
由仁町に住んでいる私がおススメする、とっておきのシマエナガスポットですよ!!
近くにお越しの際、ぜひ少しだけ足を延ばして、由仁町でシマエナガを探してみてはいかがでしょうか?
①由仁神社
今回掲載した写真のほどんどはコチラで撮影しました。こぢんまりとした境内は落ち着いた雰囲気で趣があり、朝・昼・夕と時間帯によって雰囲気が大きく変わるスポットです。
また、敷地内からアクセスできる「由仁町神社の森 遊歩道ウォーキングコース」もおススメです。
由仁町に住んでいる私がおススメする、とっておきのシマエナガスポットですよ!!
近くにお越しの際、ぜひ少しだけ足を延ばして、由仁町でシマエナガを探してみてはいかがでしょうか?
①由仁神社
今回掲載した写真のほどんどはコチラで撮影しました。こぢんまりとした境内は落ち着いた雰囲気で趣があり、朝・昼・夕と時間帯によって雰囲気が大きく変わるスポットです。
また、敷地内からアクセスできる「由仁町神社の森 遊歩道ウォーキングコース」もおススメです。
![nekonote_004_resize.jpg](/uploads/images/20231214/nekonote_004_resize.jpg)
(由仁神社境内)
![nekonote_005_resize.jpg](/uploads/images/20231214/nekonote_005_resize.jpg)
(ウォーキングコースもあります)
②伏見台公園
由仁町の高台にある公園です。広い駐車場は展望スペースにもなっており、由仁町が誇る田園風景を一望できます。また、公園の周囲には散策路もあり、多種多様な野鳥がその姿を見せてくれます。
由仁町の高台にある公園です。広い駐車場は展望スペースにもなっており、由仁町が誇る田園風景を一望できます。また、公園の周囲には散策路もあり、多種多様な野鳥がその姿を見せてくれます。
![%E4%BC%8F%E8%A6%8B%E5%8F%B0%E5%85%AC%E5%9C%92.jpg](/uploads/images/20231214/%E4%BC%8F%E8%A6%8B%E5%8F%B0%E5%85%AC%E5%9C%92.jpg)
(運が良ければ公園内でも見れるかも?)
![nekonote_006_resize.jpg](/uploads/images/20231214/nekonote_006_resize.jpg)
(起伏に富んだ散策路にも野鳥の気配が・・・)
近くには由仁町自慢の温泉・ユンニの湯もありますので、由仁のキレイな空気の中を自然探索し、冷えた身体を温泉で温める!なんてプランもステキじゃないですか?!
ユンニの湯など、由仁町の観光スポットについての過去記事はこちら↓
そらち観光スポット紹介(由仁町編)
ユンニの湯など、由仁町の観光スポットについての過去記事はこちら↓
そらち観光スポット紹介(由仁町編)
③古山貯水池周辺
こちらはキャンプ場周辺で、多くのシマエナガ目撃情報があります。
また、冬季間凍結する貯水池の表面をエゾリスたちが駆け回る姿も見ることができますよ。
こちらはキャンプ場周辺で、多くのシマエナガ目撃情報があります。
また、冬季間凍結する貯水池の表面をエゾリスたちが駆け回る姿も見ることができますよ。
(貯水池周辺の林に注目です!)
(この雪原を駆ける動物も・・・。)
なお、どのスポットも雪深いポイントが必ず存在します。
北海道では当たり前ですが長靴などの雪対策はお忘れなく!
また、由仁町ではシマエナガ以外にも様々な野生動物を見ることができます。
馬追(まおい)周辺ではエゾリスやエゾシカが頻繁に見られますが、その姿だけでなく、雪原に描かれた彼らの足跡も微笑ましいアートそのものです。
他にも(時期を選びますが)川端近郊ではハヤブサの姿も観察できます。
写真は、お食事中のヤマガラとエゾリス、その上空にはハイタカが飛んでました!
北海道では当たり前ですが長靴などの雪対策はお忘れなく!
また、由仁町ではシマエナガ以外にも様々な野生動物を見ることができます。
馬追(まおい)周辺ではエゾリスやエゾシカが頻繁に見られますが、その姿だけでなく、雪原に描かれた彼らの足跡も微笑ましいアートそのものです。
他にも(時期を選びますが)川端近郊ではハヤブサの姿も観察できます。
写真は、お食事中のヤマガラとエゾリス、その上空にはハイタカが飛んでました!
![20231206_%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%82%AC%E3%83%A902.jpg](/uploads/images/20231214/20231206_%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%82%AC%E3%83%A902.jpg)
![20231206_%E3%82%A8%E3%82%BE%E3%83%AA%E3%82%B901.jpg](/uploads/images/20231214/20231206_%E3%82%A8%E3%82%BE%E3%83%AA%E3%82%B901.jpg)
![20231206_%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%82%AB02.jpg](/uploads/images/20231214/20231206_%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%82%AB02.jpg)
おわりに・・・
ここまでご紹介したとおり、由仁町は、自然愛好家や野鳥観察者にとって理想的な場所です。
多くの装備を必要とせず、比較的簡単にシマエナガなどの野鳥の可愛らしい姿を見ることができる。
「普段は都市部のノイズに囲まれているけど、週末くらいは静かな自然の中で過ごしたい」
という人々にとって、由仁町の自然は「新鮮で平和的な癒し」を提供することができるでしょう。
多くの装備を必要とせず、比較的簡単にシマエナガなどの野鳥の可愛らしい姿を見ることができる。
「普段は都市部のノイズに囲まれているけど、週末くらいは静かな自然の中で過ごしたい」
という人々にとって、由仁町の自然は「新鮮で平和的な癒し」を提供することができるでしょう。
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