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キジの記事【きじまるくん】

つややかなピンク色のキジ肉をトングで摘み上げ、しちりんの焼き網の上に載せる。真っ赤な炭火で熱され、ジュッと音を立てた。香ばしい煙が鼻腔をくすぐる。焼き目のついたキジ肉を頬張ると、肉の甘みが口中に広がった。

キジ料理専門店「きじまるくん」の人気メニュー「きじづくし」。名前の通り、一度にさまざまな部位が楽しめる。モモ、ムネ、ササミのほか、希少部位のポンポチ、ネック、カタ、手羽と、その数、実に7種類。

「モモは歯ごたえがあり、ササミはふっくら柔らか。それぞれ異なる食感が楽しめます。1羽から1つしか取れないポンポチは、1皿に2つ入っているんですよ」。食堂責任者の谷口しのぶさんが教えてくれた。
 
キジは同店を運営する指定就労継続支援B型事業所の「ワークつかさ」が、敷地内で約5千羽を飼育。平飼いでストレスをかけずに育てており、肉質が軟らかいのが特長だ。冬は脂肪を蓄えるため黄色い上質な脂がのって濃厚になる一方、夏は淡泊になるという。

メニューは、きじづくし(190㌘、1,350円)のほか、定食や丼物、麺類など全部で約20種類。キジのガラスープでふくよかな味に仕立て、特製キジバターを載せた「きじ塩らーめん」(756円)も人気という。

「4月下旬から7月上旬の産卵期は、期間限定で親子丼や玉子丼も出しています」と谷口さん。1年を通してキジの異なる味覚を楽しみたい。

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この記事は、地域の情報発信基地・生活情報誌「プレス空知」から出典して掲載しております。同紙の定期購読はこちらから↓
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