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陶芸体験!世界に一個だけ。自分だけの器を作ろう【こぶ志陶苑 こぶ志窯】

皆さんは自分で器を作ったことありますか? 私はと言いますと、最後に作ったのはたぶん小学校の美術の授業だったと思います。そんな陶芸とはほぼ無縁な人生を送ってきましたが、最近なぜか料理に目覚めました。料理に目覚めると、器にもこだわりたくなります。おしゃれな雑貨屋さんに売っているお皿は、どれも素敵ですが、値段が少々お高い、、、作家さんが作った、手作りの品などは、特に味わい深く、とても魅力的なのですが、いかんせんお金がないので!値段が!!!
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▲憧れの器の数々。こんな素敵なお皿を使えたら最高です。

ということで、自分で作ってみよう!と思い立ち、岩見沢市内にある「こぶ志窯」で陶芸体験をしてきました。
 

選べる2つの体験コース「手ロクロ体験」「絵付体験」

こちら、北海道で最も古い窯元!で、1946年より変わらず北海道の風土に根ざしたものづくりの姿勢を貫いています。こぶ志窯の陶芸体験は、手ロクロ体験絵付体験の2種類。

●手ロクロ体験
体験で製作した作品はお預かりし、乾燥→仕上げ→素焼きをした後、海鼠釉(青)か白釉で本焼きをして、完成したものをお渡しします。

●絵付(えつけ)体験
白いこぶ志焼きのお皿に絵付けが出来ます。釉薬の掛かったお皿に数種類の絵具で好きな絵や模様を描き入れます。

どちらも楽しそうで、とても悩みましたが、今回は手ロクロ体験にチャレンジです。手ロクロとは、手で回すロクロを使って、作る陶芸のこと。この体験では、600gの粘土を使い、自分の好きなものが作れます。
 

体験開始!簡単そうに見えるけど・・・

まずは作家の先生から作り方の説明。ひもづくりタタラづくりの2種類教えてもらいます。

ひもづくりとは、粘土をひも状にして、底から積み上げる方法。タタラづくりとは、粘土を板状(タタラ)に伸ばしてから、好きな形に成形する手法のこと。高さがあるコップなどはひもづくり、お皿など平たいものはタタラづくりが向いているとのことです。

ふむふむ。

どちらも先生がやると、とても簡単そうに見えます。楽勝で私の理想の器を作ることができそうです。マグカップを作ろうとすでに心に決めていたので、「ひもづくり」で陶芸体験をスタート。

コネコネ

ドンドン

コネコネ

ペタペタ
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・・・
・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・

難しい!!!!!


先生はあんなに簡単にやっていたのに、全然うまくいかないし!! なんとかマグカップ的なものにはなっていますが、見た目はかなりブサイク・・・

「せんせ~い、助けて~(泣)」

どうにもならなくなり、先生に泣きつきました。出来上がりのイメージを伝えると、あら不思議!不格好な私のマグカップがみるみるうちに売り物のようなマグカップに大変身!先生は魔法使いなのでしょうか、、、これが職人技というものなのですね。
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600gの粘土から2個のマグカップが完成です!飲み口のデザインを工夫して、雰囲気の違った2作品を作ってみました。乾燥させて焼くので、最終的な完成までには1~3ヵ月程かかります。今から楽しみです!
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▲私が作ったものではありませんが、別の方が作ったものがちょうど焼きあがっていました。

悪戦苦闘しながらも、じょじょに上達(?)する自分を感じながら、だんだん陶芸が楽しくなってきました。しかも、1時間ちょっとで世界に1つだけのオリジナルが作れるなんて!これはやってみるとハマることうけあいです。手作りの器で飲むお茶は格別でしょうね!!
 

手軽に楽しめる陶芸体験

岩見沢市の街中に位置する「こぶ志窯」さん。アクセスが良く、体験時間も約1時間半ほど(手ロクロ体験)で、手軽に陶芸を体験できるといえるでしょう。陶芸を体験したことがないという方、久しぶりにやりたいという方、ぜひ岩見沢市のこぶ志窯で陶芸体験をしてみてください! 

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