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【岩見沢「農」ライフ 農業青年の横顔vol.3】東町の引頭啓さん

「生き物が相手ですから、精神的には休まる余裕がないですね。でも、やりがいはあります」と話す引頭啓(あきら)さん。
 
東町230で酪農と畑作を営む家業を8年前から手伝っている。3代目になる父親の一宏さんがJAいわみざわの代表理事専務として常勤していることから、後継者の啓さんが中心となって農作業を行っている。
 
岩見沢出身で、岩見沢西高を経て、北翔大に。「高校時代はバスケに夢中で、その延長で大学に。当時は学校の教師になり、バスケやスキーなどを体育で指導する希望があった。その時は農業を継ぐ気持ちはなかった」という。
 
ただ、家業を手伝ううちに、農業に魅せられていった。「価格に左右されるところはありますが、手をかけたら、かけただけ、応えてくれるところが魅力です」と話す。

乳牛84頭、60㌶の畑作では麦、大豆がメーン。午前3時半ころ起床。4時から8時まで搾乳、給餌などの作業を行う。午後2時から6時半まで同じ作業を繰り返す。

酪農業は「休日がない」といわれるが、「農協に酪農ヘルパー制度があり、休む時には臨時で対応してくれるので、助かっています」。朝は早いが、夕食後は好きなバスケットボールやスキーを楽しんでいる。「今のところ経営面は父が行っている。将来的には、欲がないかもしれないが、現状を維持できればいいと思う」と語る。
 
5年前に結婚。「そろそろ子どもがほしいかな」と笑顔で語る。

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