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【 てつこの部屋 】 ~ VOL14 炭鉱マンと炭鉄港女子(赤平前編)~

※本記事に登場する炭鉄港カードの在庫状況は、
空知総合振興局専用ページでご確認ください。

日本でここだけ

ついに、、、

ついに、来てしまいました。


「赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設」
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前回、芦別市を堪能したあと
わたしは炭鉄港女子*大倉さんへ
電話をかけた。


【来週は少し時間があるので、 
赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設に
来てみませんか♪】


大倉さんの優しいお言葉に、
容赦なく甘えることにした。




大倉「てつこさ~ん♪」

わたし「大倉さん!!!!!
はじめまして!!てつこです」
 
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大倉「赤平まで来てくれてありがとう♪
こちらは、この施設で
ガイドをしている三上さんです!」


三上「はじめまして。
赤平の炭鉱で働いていたので、
何でも聞いてくださいね♪」


わたし「よろしくお願いしますっ!(ロ_ロ)ゞ」


2018年(平成30年)にオープンした、
ここ赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設は


元炭鉱マンのガイド付き
立坑櫓(たてこうやぐら)の内部を見学ができる
国内唯一の施設だ。



まずは座学で、基礎知識を取得。
 
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ガイダンス施設からすぐ外に見える
巨大な構造物は、
旧住友赤平炭鉱立坑
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1963年(昭和38年)に建設され、
1994年(平成6年)に閉山。

地上44m、深度なんと650

建設費用は約20億円





ちょっと想像のつかない数字に
驚かされると同時に、
当時の炭鉱の勢いを感じる。


そして待ちにまった
立坑櫓ヤード(操車場)へ。



 

合理化の優等生
 

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#後ろ姿だけで映える
#立坑櫓好きと繋がりたい






 
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一歩入った瞬間、世界が変わった。
見えているものすべてから放たれている
懐かしさや力強さに圧倒された。


大倉「これは坑道と地上を繋ぐ
エレベーター。
“デッキケージ”です!」

 
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大倉「現代のエレベーターとは違い、
当時は4階建てだったんですよ。」

三上「あちらに見えている白いケージ。
 

 
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あれがまさにエレベーターの箱部分で。
1階あたり18名が乗っていました。」

(ここに18人!?)

三上「1階あたり18名なので、
4階で72名です。」

大倉「このエレベーターで人員を、
トロッコで炭車を大量に昇降させ、
石炭生産コストを飛躍的に削減。


ここの立坑櫓はまさに
合理化の優等生なんです。」

三上「実際にエレベーターに
乗ってみて下さい!」
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わたし「これが炭鉱マンの
見ていた景色…」


三上「坑道の中はまさに暗闇でね。
これに乗って地下から上がり、
お日様の光が見えた時、
心の底からほっとしました。」


わたし「…(ぐすん)。
お日様ってあったかい…。」



 

掘るだけじゃない

ヤードの2階部分へ移動すると、
黒板になにやら説明が。

三上「これは、さっき見たエレベーターを
動かす仕組みが書いてあります。

外からみたときに滑車がありましたよね?
そこにワイヤーでエレベーターを吊し、
滑車の回転で昇降するという仕組みです。
 
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ちなみに外の滑車は
直径5.5mもあります。」
 
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(で…でかい…!)

三上「一度に72人も乗せるエレベーターを
吊すためには、さらに
この太いワイヤーが必要です。」

(で…でかい…!!)
 
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三上「滑車などの機械が大きい分
点検や修理に使う
道具もこんなに大きいんですよ。」

 
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(で…でかい…!!!)
三上「採炭に至るまでの作業、
そしてその機械のメンテナンスも
安全な採炭をするためには重要なんです。


ここはエレベーターの操縦室です。
どうぞ座ってみて下さい!」

 
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(ガチャガチャ)

(なんかわたしかっこいい…照)
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三上「当時の新聞もそのままなんです。」

(1987年の新聞!)

紙面には、
“保安点検月間”
“みんなで参加 安全な職場…”
の文字が。

石炭作業は急激に斜陽になり、
その中で効率化を図るも、
ここ住友赤平炭鉱も
1994年(平成6年)に閉山を迎えた。

ここには、そのときの空気が
そのまま残っているようで、
わたしは息を飲んだ。

(ここにいた炭鉱マンたちの影が

見える気がする……)

赤平探訪は、後半へと続く……
 
To be continued......

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