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【岩見沢「農」ライフ 農業青年の横顔vol.8】北村豊正の馬場貴裕さん

「岩農卒業後は恵庭で板金の仕事をしていたが、いずれ農業は継ぐつもりでいました。でも板金の仕事も面白くて、冬場は元の職場に誘われて、ほとんど恵庭暮らしです」と苦笑する馬場貴裕さん(31)。
 
豊正で3代目の父親はななつぼし、ゆめぴりかの水稲と大豆、麦、カボチャなど24㌶を耕作している。7年前に、近くの農家が離農して経営面積が増えたため、恵庭から実家に戻り、農業に従事している。
 
農作業が始まる春からは、連日午前4時ごろ起床と朝が早い。「昔からなので、早起きは苦になりません。夕方には仕事が終わる。深夜まで残業ということがなく、比較的、規則正しい生活を送っています」と笑顔で語る。
 
趣味は特になく、現在は交際している女性はいない。「結婚はしたいが、こればかりは出会いとタイミングなので、今は仕事中心で、余暇はのんびり過ごしている」という。
 
農業の魅力は「自分で手をかけて植えたものが、次第に育っていくのを間近で見ることができるところ」と強調。「今後は、経営面積をもっと拡大して、いろいろなものを作ってみたい。このへんでは、あまり作られていないダイコンとか、野菜類に挑戦したい。それまで、いろいろなことを勉強したいですね」と意欲を見せる。
 
農業も板金も、一見、派手な仕事ではないが、しっかりとした手ごたえが感じられることでは共通している。馬場さんの目には、どちらもやりがいのある仕事に映るのだろう。 

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