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そらち食の応援アンバサダー・佐藤麻美の食のしあわせ☆口福空知 ~三笠市~

みなさんこんにちは!
「そらち食の応援アンバサダー」の佐藤麻美です。


10月も下旬となり、北海道も色濃い秋が深まりましたね。冬の布団も稼働し、ニシン漬けはいつ漬けよう?タイヤ交換は?と、頭の中は冬支度です。

この季節は、何と言っても紅葉がキレイ。空知では、澄んだ空気を感じながら、美しい紅葉に彩られた野山を眺めることが出来ます。

そして、「食欲の秋」も真っ盛り♪新米や玉ねぎ、カボチャなど、空知ならではの秋の味覚はやっぱり格別です!

「そらち食の応援アンバサダー」として、空知の食材の魅力をお届けするシリーズ「食のしあわせ☆口福空知」、今月は「三笠市」をご紹介します!

 ▶三笠市公式HPはこちら

三笠市は空知地方の南部、北海道のほぼ中央に位置し、道央自動車道を利用すると、札幌から車で約30分、旭川からは約60分と、道内主要都市とのアクセスも良好。豊かな森と湖に恵まれ、北海道の石炭と鉄道の発祥の地として栄えた歴史があります。

また、三笠市は、令和3年(2021年)9月に「食のまちづくり基本条例」を制定し、市民の「健全で豊かな食生活の向上」と「食を通じた地域の活性化」を目指して、取り組んでいるまちでもあるのです。(「食のまちづくり」を推進する条例の制定は、道内初!)

実は、これまで三笠市を観光したことがなかったワタクシ。
今年は初めて「三笠鉄道記念館」のお祭りに家族で参加しました。
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実際にSLに乗ることができたり、汽笛を鳴らす体験が出来たり、どん菓子実演を見たり、息子達は沢山の「初めて」に出合うことができ、実りある休日になりました。
佐藤麻美調査によると、三笠には美味しいお店も沢山あるようなので、次回は三笠ランチ&トロッコ体験に行きたいと思います。

それでは、今回も張り切って三笠市の口福食材をご紹介しましょう!

思わず「おかわり!」の美味しさ! ~三笠市産ゆめぴりか(新米)~

秋=新米!北海道に住んでいると、この季節が楽しみでなりませんっ!
実は、三笠のお米を食べるのはお初だったのですが、今回はゆめぴりかの新米とあって、心は小躍りですwww
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上手に炊けるか、ちょっとドキドキしながらの炊飯。。。
炊き上がりの湯気はいい香り♪そして、キラキラと光るようなお米のつや♪
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一口食べると、粘りと甘みが格別。。。新米のいい香りも口いっぱいに広がります♪
やっぱりお米が美味しいと幸せな気持ちになりますよね。
もう美味しくって、美味しくって、おかわりせずにはいられないのが新米の罪深さ(笑)
家族4人、朝から2合のご飯では足りなくなる始末でした。。。

そんなゆめぴりかで「パエリア」も作ってみました。
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魚介の出汁とトマトをしっかりと吸い込んだお米が美味しかったのはもちろんですが、翌日でも美味しかったのは、お米のポテンシャルの高さなのだと思います。
やっぱり米どころ空知の新米は最高です!

甘みと旨みでお料理の味を底上げ! ~三笠市床岡ファームの玉ねぎ~

助演女優賞を贈りたい野菜NO.1、それが玉ねぎですよ。
なぜ男性ではなく女性かって?
あの茶色い皮が私にはなんだかドレスに見えまして(笑)
そのドレスを脱ぐと出てくるその白肌の佇まいが、ちょっとぽってりした貴婦人のように思えるんですよねwww
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加熱することで甘みと旨みが出て、お料理全体の味を底上げしてくれる実力者。
表立って自分を主張する機会は少ないけれど、主役からは絶対的な信頼感の持ち主です。

今回はそんな助演女優賞の中でも実力レベルの高い三笠市床岡ファームの玉ねぎで調理!
我が家のお定番メニュードライカレーは、いつもの倍の玉ねぎを使って作りました。
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すると、甘みも旨みも増し増しで、いつものドライカレーの味に深みが!
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いつも作る料理だから「分量もいつも通り」から脱する機会はほとんどありませんでしたが、それを覆してくれた床岡さんの玉ねぎに感謝です!
次からは惜しみなく玉ねぎを使うとしますっ!

朝食では玉ねぎスープも作りました。
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バターで玉ねぎを炒め、コンソメで味付け。コーンスープみたいなコクが出て、美味しかったなぁ♪
玉ねぎはやっぱり天才ですね!

発案した三笠高校に拍手!~三笠市発祥の発酵調味料・鶏醤(けいしょう)ドレッシング~

「魚醤」はよく知る調味料ですが、「鶏醤」は初めて聞きました。
それもそのはず。「鶏醤」とは鶏もつを小麦粉、米麹、塩で発酵させた三笠市発祥の発酵調味料なのです。
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この鶏醤ドレッシング、まろやかな醤油味なのですが、主体となっている玉ねぎの甘みと鶏醤の旨みのバランスが絶妙♪しかも、その旨みが人工的なクセのあるものではないという所が、私のお気に入りポイントです。
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生野菜好きの次男は、「旨っ!」といつも以上にモリモリ食べていました(笑)
そして、私はこのサイズ感が好き!1ヶ月で使い切れるのが嬉しいですね。
これを発案した三笠高校の生徒の皆さんに拍手を送りますっ!

空知と言えば、このワイン!! ~山﨑ワイナリー・メルロー~

空知を代表する山﨑ワイナリー。そらち応援大使である鈴井貴之さんと共にお送りした「そらち・デ・ビューフェア2022@オンライン」で、山﨑ワイナリーの山﨑太一さんにお話を聞いた夜に頂いたメルロー。
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三笠は石狩川の左岸に位置し、夕日の当たる時間が長いことで、懐かしいような温かみのあるワインが出来上がるのだとか。
このメルローの心地良い渋みと喉元にスッと入り込んでくる柔らかさ、次の一杯が飲みたくなる美味しさ。背景を知るとより味わい深くなります。

空知の口福はまだまだ奥深い。。。
アジフライにかぶりつきながら、空になったメルローの瓶を見て思うのでした。。。
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三笠市の「食のしあわせ」いかがでしたか?

今回の記事でご紹介した口福食材の購入方法については、次のとおりです。
(在庫の有無や冬期間の営業状況などについては、直接お電話でご確認ください)

〇 新米ゆめぴりか、三笠市産玉ねぎ
 道の駅みかさ農家の店などで購入可能です。

【道の駅みかさ農家の店】
 住  所:三笠市岡山1056-8(道の駅「食の蔵」)
 電  話:01267-2-3901
 営業時間:10:0016:00
 営 業 日 :5月上旬~11月上旬までの間は基本的に毎日営業
      ※2022年は11月13日(日)まで営業し、冬季は原則休業
       
2023年は、4月下旬(GW前)を目途に営業再開の見込

〇 鶏醤ドレッシング
 三笠高校生レストランESSOR STOREなどで購入可能です。
 (公式HPはこちら

【三笠高校生レストラン MIKASA COOKING ESSOR】
 住  所:三笠市若草町396番地1
 電  話:01267-3-7335
 営業時間:9:00〜18:00(10月〜3月は9:00〜17:00)
 営 業 日 :毎週月曜が定休日で、年末年始を除き営業

〇 山﨑ワイナリー・メルロー
 有限会社山﨑ワイナリーの店舗或いは公式HPなどで購入可能です。
【有限会社山﨑ワイナリー】
 住  所:三笠市達布791-22
 電  話:01267-4-4410
 営業時間:10:00~17:00(11月から3月は10:00~15:00)
 営 業 日 :土日・祝日のみ営業

次回(11月)は、北空知エリアの深川市にスポットを当て、「食のしあわせ」をお届けします。生活者の目線、母の目線、そして野菜ソムリエプロの目線で、空知の食の魅力を発信していきますので、来月もご期待くださいね。

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