【そらちの花*通信 第37輪】そらちのお花紹介 ~ 栗山町の今村さんの花壇用苗 ~
更新日2021.01.14
* 振興局庁舎の玄関口も彩った花々
こんにちは、空知総合振興局農務課です。
今回は、そらち南農業協同組合管内(栗山町・由仁町)で生産されている花壇用苗についてご紹介します。
さっそく、栗山町で花苗を栽培されている今村さんにお話を伺いましょう!
― 花壇用苗の生産状況について教えてください。
ハウスを活用して、パンジー、ビオラ、マリー、サルビア、ベコニアなど約50種類以上の花苗を栽培しています。
さらに、同じ品目でも色や咲き方で区分すると何種類にも及びます。
例えば、パンジーだけで約20種類にもなります。
― 花壇用苗の生産で特に大変なのはどのようなで作業しょうか?
花苗の作業は1月には始まっています。
種類によっては、出荷時期を揃えるために12月に種まき作業を始めている場合もあります。
出荷時期である4~6月の3ヶ月は、出荷して空いたスペースにすぐ別の花苗を入れ変えて育てていく必要があるためハウス内の花苗の入れ替わりが激しく、忙しい毎日を過ごしています。
一番大変な作業は水やりです。最も労力を割いていてハウス全ての苗ポットに水を与えるのはかなり時間がかかります。
天候や状態を見ながら量や回数を調整しているので水やりの作業はこれまでの経験が生かされています。
- 花壇用苗の出荷先、出荷時期を教えてください。
基本的には札幌市場へ出荷していますが、一部、栽培を委託されて個人向けに栽培しているものや
地元の生花店へ出荷しているものもあります。
出荷時期は4~6月が中心です。
- お家で花壇用苗を育てる際に注意するポイントはありますか?
当たり前のことではありますが、枯れた花・葉をその都度取るなど細かな管理作業が大切です。
丁寧に管理すると、驚くほど大きく育ちます。
-最後に、読者の皆さんへPRを!
種まきから水の管理まで、長い期間を掛けて丁寧に育てています。
また、季節折々の花々が見られる栗山公園の花壇には
私達が大切に育てた花苗も使われていますので、是非ご覧ください!
今村さん、お忙しいところありがとうございました!
そらち南農業協同組合管内で育てられた花壇用苗は昨年振興局庁舎前に設置した花壇も彩ってくれました。
手入れをしていると来庁者の方に「きれいな花壇ですね」と声をかけていただくこともあり庁舎の癒やしスポットになっていました。
※花壇の様子は本サイトに掲載していますブログ記事「空知総合振興局庁舎正門に彩りを~職員と地元高校生が花を植えました~」や「花*通信 第22輪」でも紹介しているので、是非ご覧ください。
皆さんも来年は栗山町・由仁町で育てられた花壇用苗でガーデニングを楽しんでみてはいかがでしょうか?
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