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【そらちの花*通信 第52輪】お花の生産現場を見学!~JAいわみざわの花き集荷施設と生産者のほ場見学~

こんにちは。空知総合振興局農務課です。

今回は、「お花の生産現場を見学!」の第2弾として
いわみざわ農協の花き集荷施設及び生産者のほ場見学に行ってきたので
その様子についてご紹介したいと思います。

※いわみざわ農協が事務局を務める情熱フラワー生産組合については、
【そらちの花*通信 第46輪】をご覧ください。

〇花き集荷施設(岩見沢市栗沢町)

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JAいわみざわ管内で生産されたお花は、一度こちらの集荷施設に集まり、
市場へと出荷されます。

お花は生産者それぞれが箱詰めを行って持ち込まれ(これを個撰共販といいます)、
集荷施設では、農協職員が一箱ずつ開封し、お花が開花し過ぎていないか、病気になっていないか等の確認作業を行っています。
 
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この日は、バラ、アルストロメリア、デルフィニウムがありました。
これから市場を通してお花屋さんに並ぶので、見頃よりも少し早い状態です。

見学当日10時頃には、道外へ販売される分のお花はすでに出荷され、
道内分のみが並べられていました。
こちらの広い集荷施設ですが、夏場の3,000~4,000ケースを超える際には、
隣の冷蔵施設へ保管しておくそうです。
お花は気温の影響を受けやすいので、温度管理にも気を遣うんですね。
 

〇生産者紹介

集荷施設の後に、栗沢地区でひまわりの栽培をされている
立蔵俊一さんのほ場を見学させていただきました。

こちらのほ場では、遮水シートをは種床の下に設置することで、
根域を制限し、生育調整を図る根域抑制栽培という方法でひまわりを栽培しています。
 
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写真は、2月に種をまいて、5月上旬に採花される予定のひまわりです。
今はまだ緑の状態ですが、黄色の花びらが2、3枚見えてきたら鎌を使って、
手作業で採花作業を行います。
採花された後は、ハウス内の土と攪拌して再び種をまき、同様にひまわりを栽培するので1年間で2~3回出荷することが可能だそうです。
立蔵さんは、年間におよそ80万本ものひまわりを栽培しています。
 
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ひまわりというと、大きなものをイメージする人が多いですが
情熱フラワー生産組合では小輪でかつ長持ちするひまわりの栽培をしており、
色についても黄色、オレンジ、茶色など様々な品種があります。

※情熱フラワー生産組合のひまわりについては、【そらちの花*通信 第32輪】をご覧ください。
 
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〇さいごに

今回の集荷施設及びほ場見学にご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
生産現場から市場に出荷するまでの一部についてのご紹介でしたが
お花が店頭に並ぶまでの過程について、少しでも知っていただけたら幸いです。
今後も、生産現場に関わる情報をたくさんお伝えしていきますので
空知産のお花をよろしくお願いします!

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