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【 てつこの部屋 】 ~ VOL6 3つ目の都市 前編 ~

峠越え

「小樽へ行こう」

その思いつきで室蘭を出発した私は、
軽快にレンタカーを走らせた。
 
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白鳥大橋~~♪

天気が良くて、鼻歌も出ちゃう。
 
 
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そう、このときの私はまだ知らなかったのだ。
峠越えの過酷さを。
 

空知、室蘭、そして……

実に3時間弱の道のりであった。

山の上から、海が見えたとき、
つい、こう叫んでしまった。

「あ!小樽!」
 
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ついに、3つの地域を結ぶ
「炭鉄港」ストーリーの最後の都市、
小樽へと舞い降りた。

がんばった自分へのご褒美に私が選んだものは。

そう、ご存知
 
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なるとの半身揚げである。

このボリューム……
パリパリの皮……

たまらん!!!
 
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「ごちそうさまでした」

ふう…… お腹が苦しい。笑
幸せな苦しさである。

 

鉄道のはじまり

さて、そろそろ本題に入らなければ。
これは炭鉄港カード集めのブログだった。

ということで、私は
カードの配布場所である
小樽市総合博物館へと向かった。
 
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が、しかし…………

なんと、ここ小樽市総合博物館で
配布していた炭鉄港カードは、
8月で予定枚数を配り切り配布終了したそうだ。

私の炭鉄港カードのコンプリートの夢は
脆くも崩れ去ってしまった……

ちなみに小樽市のホームページによると、
博物館で配っていたのは
「旧手宮鉄道施設(機関車庫三号)」
というカードらしい。
 
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(あれ?)
(もしかして、意外と炭鉄港って、人気……?)

それでも、手ぶらで帰るわけにはいかないので、
私は博物館で小樽と炭鉄港の歴史を勉強した。

1869(明治2)年、北海道に開拓使が設置されると、
各地から移民が押し寄せた。
その移民たちの生活物資を運ぶため、
北前船が小樽に寄港するようになった。
1870年代には港湾整備も着手された。

その頃、空知では炭鉱の開発が進む。
空知で採れた石炭を小樽港へ運ぶため、
1880(明治13)年に、全国でも3番目の鉄道
幌内鉄道が部分開通した。

「幌内鉄道は、観光スポットとしても知られる
手宮線の前身なんだ。」

「ここが、北海道の鉄道のはじまり……

炭鉄港カードはゲットできなかったけど、
新たな知識をゲットした私は、
もっと小樽の炭鉄港を感じるため、
街へと繰り出した。
 
To be continued
 

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