雨竜沼湿原を越えて南暑寒岳まで登る
更新日2025.09.04

初めまして。空知総合振興局勤務のMr.エディです。
令和7年7月中旬、知人2人と共に雨竜沼湿原を抜け、その先の南暑寒岳まで登ってきました。
「雨竜沼湿原までは行ったことあるけど、その先はどうなっているのだろう?」と気になっている方は、是非ご覧ください!
令和7年7月中旬、知人2人と共に雨竜沼湿原を抜け、その先の南暑寒岳まで登ってきました。
「雨竜沼湿原までは行ったことあるけど、その先はどうなっているのだろう?」と気になっている方は、是非ご覧ください!
雨竜沼湿原って何やねん?
そもそも、雨竜沼湿原や暑寒別岳について知らない方もいると思います。
そこで、私が皆さんにわかりやすく教えます!!!!
「雨竜沼湿原」は、北海道「雨竜町」にある山岳型の高層湿原です!!
・・・説明終わり!!
雨竜沼湿原に関する記事はこちらをご覧ください↓
○雨竜沼湿原(の手前まで)を歩いてみた~職員のAT体験記~(2024年10月10日公開)
何!?「もっと詳しく教えてよ!」ですって?
しょうがないでしょ!今回は「山登り」が本題なんだから!!
そこで、私が皆さんにわかりやすく教えます!!!!
「雨竜沼湿原」は、北海道「雨竜町」にある山岳型の高層湿原です!!
・・・説明終わり!!
雨竜沼湿原に関する記事はこちらをご覧ください↓
○雨竜沼湿原(の手前まで)を歩いてみた~職員のAT体験記~(2024年10月10日公開)
何!?「もっと詳しく教えてよ!」ですって?
しょうがないでしょ!今回は「山登り」が本題なんだから!!
南暑寒岳とは(準備編)
さて本題。南暑寒岳とは、空知と留萌に跨がる標高1,296メートルの山です。
登頂するには雨竜沼湿原を抜ける必要があります。
「1人ではさみしいな…」そう思った私は、大学時代からの頼れる知人を誘いました。
~知人紹介~
登頂するには雨竜沼湿原を抜ける必要があります。
「1人ではさみしいな…」そう思った私は、大学時代からの頼れる知人を誘いました。
~知人紹介~

医者のM氏(お酒とたばこが大好き!!)

ライターのU氏(たばこが大好き!!)
2人とも文句を言いながらも、私の粘り強い交渉(?)により登山に付き合ってくれました!!感謝申し上げます!!!
登山開始
登山が趣味のM氏に計画してもらったところ(人任せ)、どうやら往復9時間くらいかかるとのことで、雨竜沼湿原ゲートパークで前泊することに。
しかし、多忙を極める医者・M氏と札幌で合流したのは22時!ゲートパークに着いた時には日付を跨いでいました。
さらに、荷物を軽くするため、テントは2人用のサイズ!!なんとも言えぬ軽装っぷり!!
そこで私は、夜空の下、折りたたみベッドで1人寝ることに。。。
しかし、多忙を極める医者・M氏と札幌で合流したのは22時!ゲートパークに着いた時には日付を跨いでいました。
さらに、荷物を軽くするため、テントは2人用のサイズ!!なんとも言えぬ軽装っぷり!!
そこで私は、夜空の下、折りたたみベッドで1人寝ることに。。。
雨竜町で眠るMr.エディ
①いざ出発
地面から朝焼けの直射日光を感じ(午前4時頃)、のそのそと起き始めた我々は登山を開始しました。
地面から朝焼けの直射日光を感じ(午前4時頃)、のそのそと起き始めた我々は登山を開始しました。

朝焼けがきれいでした。

M氏から色々教わります。
②雨竜沼湿原まで
歩き始めて10分程度で第1吊り橋に到着。ここまでは傾斜も緩いものでしたが、ここを越えたあたりから、なかなかにきつい傾斜が続きます。
歩き始めて10分程度で第1吊り橋に到着。ここまでは傾斜も緩いものでしたが、ここを越えたあたりから、なかなかにきつい傾斜が続きます。

しかし、まだまだ体力の有り余る序の口。途中で景観地である「白竜の滝」に寄り道して、互いに“軽口”をたたきながらズンズン進みます。
登り始めて2時間程度で、視界が開けてきました!!雨竜沼湿原へ到着です。

雨竜沼湿原の様子
天気にも恵まれ、この広大さと美しさは一際です。
湿原は木道が整備されており(一部朽ちている部分もあるのでそこは注意)、とても歩きやすい道でした。
およそ1時間程度歩くことで、湿原を一望できる展望台に到着。素晴らしい眺めです。
③南暑寒岳へ
さて、ここからが本番です。「もう登山も十分では?」という気持ちを抑えながら、美しい湿原と袂を分かち、再び傾斜へ挑戦します。暑寒別岳まで残りおよそ3.3km!!!!!
さて、ここからが本番です。「もう登山も十分では?」という気持ちを抑えながら、美しい湿原と袂を分かち、再び傾斜へ挑戦します。暑寒別岳まで残りおよそ3.3km!!!!!
④問題発生
いざ、猛々しく(?)南暑寒岳に挑戦した我々。しかし、大きな問題に直面。
なにかと言いますと
加えて、照りつける太陽でとても暑い!!
いざ、猛々しく(?)南暑寒岳に挑戦した我々。しかし、大きな問題に直面。
なにかと言いますと
「ハエとアブまみれ」
道中は景色の変わらない鬱蒼とした山道。常に耳元を「ブンブン」と飛び回ります。虫対策は必須です。加えて、照りつける太陽でとても暑い!!
このような状況から、当初の“軽口”は、次第に“愚痴”に変わり、
「とにかく開けた場所(山頂)に到着して、このツラい状況(特にアブ)から逃れたい!!」という一心で私達の足は速まります。
「とにかく開けた場所(山頂)に到着して、このツラい状況(特にアブ)から逃れたい!!」という一心で私達の足は速まります。
ただし、山頂はまだ遠い
⑤ようやく山頂へ
雨竜沼湿原の展望台から、およそ1時間半でようやく目的の山頂に到着しました!!ヤッタ―――!!
雨竜沼湿原の展望台から、およそ1時間半でようやく目的の山頂に到着しました!!ヤッタ―――!!
山頂碑
この写真のためにそらち・デ・ビューポロシャツを着てきた男(私)

雨竜沼湿原が遠くに見えます。
あの奥から登ってきたのです。
あの奥から登ってきたのです。
私は今回の登山で改めて登山の良さを実感。
とにかく“気持ちよい”のです。
えもいわれぬ達成感と、
遮るものが何もない山頂特有の爽やかな風が、
ここまでにかいた汗を乾かしてくれます。
今まで、登山する人の気持ちが分からず、「なんでツラい思いをしてまで山に登るんだ」とまで思っていましたが、「自分の足で困難を乗り越えた」というこの心地よさを知ってから、登山に夢中になる気持ちが分かったような気がします。
とにかく“気持ちよい”のです。
えもいわれぬ達成感と、
遮るものが何もない山頂特有の爽やかな風が、
ここまでにかいた汗を乾かしてくれます。
今まで、登山する人の気持ちが分からず、「なんでツラい思いをしてまで山に登るんだ」とまで思っていましたが、「自分の足で困難を乗り越えた」というこの心地よさを知ってから、登山に夢中になる気持ちが分かったような気がします。
結びに
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。願わくは、この記事がみなさまの興味を少しでも引き、雨竜沼湿原ないしは南暑寒岳までの訪問につながることを祈っております。
参考に今回のタイムスケジュールをお示ししておきます。
05:30 ゲートパーク出発
07:30 雨竜沼湿原入り口到着
08:00 雨竜沼湿原展望台より南暑寒岳アタック開始
10:00 山頂到達
10:30 下山開始
13:30 ゲートパーク到着
雨竜町役場のホームページの関連情報もご覧ください。
雨竜沼湿原について
https://www.town.uryu.hokkaido.jp/docs/shitsugen-gaiyou.html
令和7年度雨竜沼湿原の登山情報
https://www.town.uryu.hokkaido.jp/docs/4636.html
参考に今回のタイムスケジュールをお示ししておきます。
05:30 ゲートパーク出発
07:30 雨竜沼湿原入り口到着
08:00 雨竜沼湿原展望台より南暑寒岳アタック開始
10:00 山頂到達
10:30 下山開始
13:30 ゲートパーク到着
雨竜町役場のホームページの関連情報もご覧ください。
雨竜沼湿原について
https://www.town.uryu.hokkaido.jp/docs/shitsugen-gaiyou.html
令和7年度雨竜沼湿原の登山情報
https://www.town.uryu.hokkaido.jp/docs/4636.html
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