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【空知移住者インタビュー/由仁町】チャレンジできるまちを目指して

空知に移住した方々にお会いして、移住までの経緯や思い、移住先でのリアルな暮らしの様子などをインタビューし、移住を検討している方に空知の魅力を知ってもらう「空知移住者インタビュー」!
第12回目に突入です!

今回は由仁町在住の橋本 直樹さんにインタビュー。

彼が由仁町に移住するまでの経緯に加え、現在の生活についてご紹介します!

由仁町へ移住するまで

橋本さんは東京都出身。
都内の大学を卒業し、宮城県で飲料の卸し業、東京都でWEB関係の仕事、そして愛媛県で観光業にも関わるなど様々な職歴をお持ちです。

そんな彼にとっての転機は2011年3月の東日本大震災。
被災地となった宮城県で暮らしたことのある彼は、その過去を思い起こし「被災者の力になりたい」と思い始めます。

その後、震災の2ヶ月後には愛媛県を離れて、被災地の復興支援活動に参加。現地では、専従スタッフとしてボランティアマネジメントや仮設住宅のコミュニティ再生に携わることになります。

そんな復興支援活動を通じて、住民とともに地域のために取り組むことに生きがいを感じた彼は、それを体現できる生き方はないかと探し始め、目にとまったのが由仁町での地域おこし協力隊でした。
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地域おこし協力隊時代の橋本さん
当時、由仁町では「移住・定住事業を担う法人を設立する」ミッションの協力隊員を募集しており、縁もゆかりもない町で地域の人と向き合いながら活動し、法人を設立して町の課題解決に挑みたいという思いを抱きながら、彼は由仁町地域おこし協力隊への転身を決意します。

由仁町のイチオシポイント

「北海道については、観光で数回旅行で来たことがあるという程度で、元々は暮らすというイメージが全くなかった(笑)」と語る橋本さん。
(もともと寒いのが苦手で、北海道での冬の暮らしに不安を覚えていたんだとか。)

その後、「地域おこし協力隊としての活動や由仁町での暮らしを通じて、このまちの魅力を深く感じるようになった」と話してくれました。
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協力隊の仲間と開催したイベントの様子
由仁町は、とにかく アクセスが良い 点が魅力。
出張などで本州を訪れる際には、30分程度で新千歳空港に行くことができますし、都会が恋しくなれば1時間程度で札幌に行くこともできます。

また、「金融機関や郵便局、小売店など、暮らす上で最低限必要な施設が由仁駅周辺に集まっている」そうです。
 ※図書・資料館「ゆめっく館」や庭園「ゆにガーデン」、天然温泉「ユンニの湯」はいつも子連れのお客さんで賑わっているんだとか。

 ※由仁町の観光スポットに関する記事はこちら↓
 そらち観光スポット紹介(由仁町編)
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由仁町の観光スポット
そして、忘れてはいけないのは、町民のソウルフード・「東京ホルモン」
町民はもちろん町外の人からも愛される、人気のグルメスポットです。

専用の鉄板鍋で焼いて食べる元祖みそホルモンは、色んな部位が混ざっており、一口毎に違う食感・旨味を堪能できて、一度食べるとヤミツキになりますよ。

 ※東京ホルモンに関する記事はこちら↓
 由仁なのに、東京?!【東京ホルモン】
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元祖みそホルモン

チャレンジできるまち!

2017年3月に協力隊の任期を終えた橋本さんは、ご自身が設立したNPO法人ユニライズの代表理事として、現在も由仁町の移住・定住事業を手がけています。

彼にこれからの展望を聞いてみると、
「チャレンジできるまちであることを伝えたい」 とのこと。

由仁町では、町外から移住してきた方が空き家を改修してお店を経営しているケースも多く、「移住される方ってチャレンジ精神が旺盛だな」と感銘を受けた橋本さんは、「この人たちのように様々なチャレンジができるまちであることを知って欲しい」と考えるに至ったんだとか。

彼曰く、「移住することそのものもチャレンジなので、出来る限り応援していきたい」とのことです。
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雪板制作ワークショップの様子
※ 雪板とは靴の固定具やエッジのないシンプルなスノーボードのこと。
また、空き家の流通にも取り組み、これからも中古物件を1件でも多く、お店や会社を立ち上げたい人、由仁町で暮らしていきたい人 など、色んな人とマッチングできるようにしたいと彼は話します。

「『由仁町だったらこんなことができるかもしれない』という可能性が少しでもあれば、そこにスポットを当てて、起業・創業についても併せて応援したい。」

そう語る彼の熱い想いは、これからも由仁町の発展に無くてはならないものだと感じた次第です。

橋本さんは由仁町から「由仁町移住交流支援センター」の運営を受託しており、移住に関する相談を受け付けています。
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移住フェア対応の様子
由仁町に興味がある方、移住を検討されている方はぜひ由仁町移住交流支援センターまでご相談くださいね!

 ※ 詳しくはこちら↓
 ・ https://www.yunirise.com/move-interact/ijukouryu-saport/
 ・ https://yuni-sumai.com/

 ※ 橋本さんは「そらち・デ・ビュー」の記事を作ってくれたこともあります。記事はこちら↓
 ・ 1年を通して自転車愛好家が集う、北海道・由仁(ゆに)町<2024年6月掲載>
 ・ ~由仁を自転車でゆっくり巡ろう~「ゆにポタリング」(第1弾)を開催します!!<2022年8月掲載>

◆由仁町移住交流支援センター(運営:NPO法人ユニライズ)
住所 北海道夕張郡由仁町中央202番地(由仁農村勤労福祉センター内)
電話番号 0123-83-3755
メールアドレス info@yuni-sumai.com
運営時刻 午前9時~午後5時
定休日 毎週月・火曜日、年末年始
   ※ その他イベント等により臨時に休業する場合があります。

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