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ついにOPEN!!【赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設】

こんにちは!先週に続き今週も記事を担当します北海学園大学からインターンシップ生として空知総合振興局に来た小島佑斗です!

早速ですがみなさんは「炭鉄港」という言葉を知っていますか?私はインターンシップに来て初めて知りました!今回は、「炭鉄港」の中の「炭」=炭鉱について赤平市に新たにできた施設を紹介します。

ガイダンス施設

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2018年7月14日オープンしたこの施設は、2つの展示室があり実際に炭鉱で使われていた道具や生活用品といった様々な資料が200点ほど展示されています。こちらは無料で見ることができます。
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また、館内にはコインロッカーがあり、貴重品を預けることができます。さらには特産品ショップやカフェコーナーもあり、館内を見学した後、コーヒーを飲みながらゆっくりとくつろぐことができます!
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上の写真は展示物の1つで、稼働していた頃の炭鉱の写真を使った時計です。下の写真は現在の様子です。比べると建物の奥にある櫓の色が当時は緑色だったことがわかり、時間の流れを感じます。
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炭鉱遺産ガイド付き見学

実際に炭鉱で働いていた方がガイドとなり、旧住友赤平炭鉱立坑櫓内部(50分)と炭鉱の坑内で使用されていた大型機械が展示されている自走枠工場(30分)などを見学することができます(1日2回、有料)。時間のある方は是非ご見学を!!立坑内は歩きづらい箇所や道が狭い場所があるため服装等には注意を!
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坑内に入ってビックリ!当時の物がそのまま残されており、各所にあるカレンダーがそれを証明してくれます。実際に行って確かめてみてはいかがでしょうか?
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人や物を地下に運ぶための4段ゲージを動かす巻き上げ機にはたくさんの工夫が見受けられ先人の知恵の凄さを実感しました!実際に行って見つけてみてください!
 
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元炭鉱マン(元ラガーマン)の方から25年間勤務した実体験をもとにして説明していただき、炭鉱のことについて何もわからなかった私でも楽しく見学することができました!!

北海道の産業発展を支えた炭鉱


赤平市をはじめ空知地方の多くの市町では数多くの炭鉱で石炭が採掘され、北海道の産業発展を支えました。ですが、時代の流れや国策などが影響して閉山していきました。閉山後ほとんどの炭鉱が取り壊され現在残っている炭鉱跡はわずかしかありません。
そのため今回紹介した赤平市の「ガイダンス施設」は当時のことを知ることができる貴重な施設だと思います!

そんな数少ない炭鉱跡を見ることができる「赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設」を是非一度ご覧になってみてください。
写真からでは感じることのできない空気を感じたくはありませんか?
 

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