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【伝統と独創性のハイブリッド】美唄長栄堂の個人的オススメスイーツ【華麗なる復活!】

美唄市地域おこし協力隊のミカミと申します。今回は我が美唄市が誇る老舗菓子店「美唄長栄堂」の新感覚スイーツ(昔からあるけど)を紹介させていただきます。
 

美唄市を代表する老舗

お店は美唄中心街に位置しています。

地図データ
地図データ ©2018 Google, ZENRIN
地図データ地図データ ©2018 Google, ZENRIN
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老舗の趣を感じる店構え。
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入店すると、バラエティ豊かなお菓子が出迎えてくれます。
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1913年(大正2年)に創業した長栄堂は、美唄市を代表する銘菓を作り続ける老舗の菓子店。発売から半世紀以上もの間、ベストセラーの座を守っている「べかんべ最中」や、2003年(平成15年)に天皇皇后両陛下が美唄市を訪れた際に献上された「くるみ餅」など人気商品が多数あります。
 

東京の有名店でパティシエ修行をしていた4代目により復活を遂げる

しかしそんな長栄堂にも、跡継ぎ問題が生じます。その関係で2017年2月28日、103年の歴史に幕を閉じた・・・と思われたのですが、創業者である長岡正次郎さんのひ孫で、東京の有名店でパティシエ修行をしていた市川琳那(りんな)さんが長栄堂が後継者不在で閉店する事を知り、4代目を引き継ぐことを決意。店名を【美唄長栄堂】と改名し、2017年5月3日リニューアルオープンいたしました。

現在は3代目の長岡正勝さんらに味の手ほどきを受け伝統の味を守りつつ、美唄長栄堂オリジナルスイーツの開発を目指し、日々研究を進めているんだとか。

長年培った伝統の味と、若さ溢れる独創的な味を併せ持つハイブリッドな4代目の誕生で、今後の躍進が気になるお店のひとつです。

それでは、そんな長栄堂さんのなかで、私のオススメスイーツを2つ紹介させていただきます。
 

【オススメ1】ブランデーや洋酒を染み込ませた大人の味「サバランケーキ」

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道内でもあまり作ってるところがないという珍しいサバランケーキ。1つ330円。長栄堂では昭和40年代から販売しているロングセラー商品なんだとか。

イーストの発酵を利用して作る生地で製法はパンと同じですが、バター・卵・砂糖・牛乳を多く用い、ブランデー・ブレンドした洋酒・シロップをたっぷり染み込ませるのが特徴の大人のケーキ。なので子供やお酒に弱い人、車を運転する人には不向きな商品です。

味はというとパン生地の甘みと香りとふわふわ感を残しつつ、ケーキ特有のしっとり感もあります。噛むと程よい甘さと結構強めのアルコールがジュワっと出てくるのがスイーツ&アルコール好きにはたまらない一品です。

ちなみに3代目の時代はお盆や年末、気が向いたとき(?)などの期間限定商品だったのですが、4代目になってからはレギュラー商品になったので常時販売しています。
 

【オススメ2】ティータイムに良く合う「パラソル並木」

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数十年前、美唄市の中心部を走る国道12号線沿いに植えられたパラソルアカシアの並木を記念して作られた、長栄堂オリジナルのスイーツ。1つ160円。

ブランデーやラム酒といった洋酒を使用しているスイーツで、レーズンが入ってるのが特徴。サバランケーキほどアルコール感としっとり感は強くなく、どちらかというとほわっとふんわり系。ティータイムに良く合います。諸事情によりいつまで提供できるかわからない商品とのことなので、お買い上げはお早めに。
 

他にもたくさんの商品があります!

今回紹介した「サバランケーキ」「パラソル並木」の他にも、冒頭で紹介した看板商品の「くるみ餅」「べかんべ最中」をはじめ、数々のケーキ・和菓子などを取り揃えています。美唄市へお越しの際はぜひ美唄長栄堂へ足を運んでみてはいかがでしょうか!

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