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【空知移住者インタビュー/秩父別町】人との関わりで生まれるモチベーション

みなさんこんにちは!モンブランです!

突然ですが、今月から「空知移住者インタビュー」を発信します!

空知に移住された方々にお会いして、移住するまでの経緯や思い、移住先での暮らし情報などをインタビューし、移住を検討している方に空知の魅力を知ってもらう新企画!

第1回目は秩父別町にお住まいの氣田みゆきさん。

彼女が移住に至るまでの過程、移住先での新生活について、紹介させていただきます!
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農業への興味に導かれて───

氣田みゆきさんは2014年に出身地である札幌市から秩父別町へ移り住みました!

北海道農業専門学校を卒業し、「農業に関わる仕事がしたい」と思い立った時に秩父別町と出会うことに。

出会いのきっかけは、就職先さがしの際に見つけた、秩父別町ホームページに掲載されている農業分野も含まれている地域おこし協力隊員募集の記事。

農業分野の隊員募集は他の市町村でも見かけていましたが、この町を選んだ理由が氣田さんにはありました。

秩父別町は都市部の札幌市と旭川市からは片道1~2時間程度でさほど遠くなく、かつ田園広がる自然豊かな町に住みたいと思っていたことが決め手となったのです!

就職先についても、農業への関心はもちろんありましたが、色々な分野に携わる地域おこし協力隊に対しても興味が湧き、応募して採用に至ったといいます。
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一人で踏み出すことの不安

氣田さんは専門学校を卒業してすぐの移住、そして就職だったこともあり、一人の社会人として新天地へ踏み出すことに若干の不安がありました。

地元住民と仲良くなれるのかという、正直な思いもあったようです。

学生時代は寮生活で、食事も食堂から提供されており、寮生に支えられて生きてきたと語る氣田さん。

当時の彼女にとって、一人で生活することはハードルが高く、自炊できるかも不安だったとのこと。

しかし、自立は誰しも通る道であり、やるしかない!と自分を奮い立たせ、自分なりの生活スタイルを確立させていくことに。

そんな中、地元住民から声をかけられ、
「野菜収穫したから、持っていきな!」
とお裾分けを渡してもらったことがあり、これは本当にありがたかったと氣田さんは屈託なく笑います。

もらったお裾分けには調理されたものもあり、渡してくれた人に
「美味しかったです!これはどんなレシピなんですか?」
と聞いてみたりして、何気ないやりとりの中で交流を深めていくようになりました。

ただ、秩父別町での暮らしに慣れはしても、苦労することはやはりあったようです。

私生活や用務で使う食材の調達先が、移住当初は住まい近辺で農協しかなく、欲しい品が農協にない場合には、車で隣町である深川市内のスーパーまで走っていたといいます。

また、冬には大雪が降ったりして、慣れない除雪を自分ですることも。

氣田さんは札幌市で実家暮らしだったため、除雪はほとんど経験がなく、改めて冬の生活の大変さを実感したとのことでした。
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(雪に覆われる秩父別町)

「くるり」を通じた人とのつながり

2017年の春に地域おこし協力隊の任期満了となり、現在は秩父別振興公社職員として、町内の農産物加工センター「くるり」で町の振興に努める氣田さん。
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また、併せて屋内遊戯場キッズスクエア「ちっくる」と屋外遊戯場「キュービックコネクション」も一部担当されているようです!

☆ 「ちっくる」についてはこちら↓
小さな町に日本一大きな遊具!?キュービックコネクション(北海道・秩父別町)

☆ 「キュービックコネクション」についてはこちら↓
動画で解説!道内最大級の屋内ネット遊具施設「キッズスクエアちっくる」を遊び尽くせ

「くるり」は利用者3人以上から利用できる施設で、利用者の方々は設備を使いながら、パンや米粉、団子やトマトソ-ス、麹味噌まで、幅広い食材を加工されているとのこと。

当施設では特産品のトマトジュース「あかずきんちゃん」や、ご当地グルメとして有名な「緑のナポリタン」のソースも製造されており、本場の設備を個人的な食品加工に利用できるのは嬉しいですね!

☆ 「緑のナポリタン」についてはこちら↓
お家でもご当地グルメが食べられる!秩父別の特産品「緑のナポリタンセット」

現在では、講師を呼んでの加工教室や、継続的に試作料理に協力して取り組む加工ゼミナールを実施することと併せて、SNSを活用して情報発信し、「くるり」の利用促進に力を注いでいるそうです。

利用者の方々の生の声が励みとなり、やる気に繋がると氣田さんは語ります。

地元の方々から地域振興へのモチベーションをもらい、より秩父別町を知ってもらうために尽力する。

「くるり」の職員の方や、利用者の地元の方々の間で、お互いに良い影響を与え合うコミュニティが築けていると感じました!
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(ポン菓子材料を確認する氣田さん)

これからの「くるり」

いつまでも同じラインに立ってはいられないと思い、少しずつステップアップしていかないといけないと語る氣田さん。

「秩父別町住民の方々との繋がりを大切にして、一人だけではなく、みなさんと一緒に「くるり」を作り上げていきたい。」

そう話す氣田さんの姿は活気に満ち満ちて見えました!

みなさんもぜひ、魅力あふれる秩父別町までお越しください!



■農産物加工センター「くるり」
HP:
https://www.town.chippubetsu.hokkaido.jp/category/detail.html?category=tourism&content=270
Instagram:
https://www.instagram.com/chippubetsu_kururi/
Facebook:
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