駅前に炭鉱?【そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター】
更新日2017.11.16
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知ってる人は知っている有名なお話ですが、実は、空知にはかつてたくさんの炭鉱があり、北海道そして日本の近代化に大きく貢献しました。その歴史は明治初期にまで遡ります。「石狩炭田(空知炭田・夕張炭田)」発見以来、空知全域には炭鉱が続々と開かれました。日本の産業近代化を支えた「石炭」。それを生み出した空知は、まさに日本近代化の縁の下の力持ちと言えるではないでしょうか。
そういうわけで、当時、石炭資源開発の中心地であった空知の炭鉱まちは開拓者精神に基づいたパワーと気運に満ちあふれていました。それゆえ、そこに暮らす人々の豊かな暮らしにより、独自の文化が生まれました。
その当時の様子と伝えるのが、「そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター」です。
それでは、早速行ってみましょう!センターは岩見沢駅から歩くこと、1分。すぐに到着です。炭鉱と聞くと山奥にあるイメージですが、駅近でアクセス抜群。車を持っていない人でも、気軽に行くことができます。
そういうわけで、当時、石炭資源開発の中心地であった空知の炭鉱まちは開拓者精神に基づいたパワーと気運に満ちあふれていました。それゆえ、そこに暮らす人々の豊かな暮らしにより、独自の文化が生まれました。
その当時の様子と伝えるのが、「そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター」です。
岩見沢駅から徒歩1分!そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター
石炭から石油へのエネルギー転換により、当時の炭鉱は閉山してしまいましたが、今でも有形・無形の「炭鉱の記憶」が数多く残っています。そんな「炭鉱の記憶」を活用し地域の再生に役立てようと、2009年に炭鉱遺産や地域の情報を提供する拠点が開設されました。それでは、早速行ってみましょう!センターは岩見沢駅から歩くこと、1分。すぐに到着です。炭鉱と聞くと山奥にあるイメージですが、駅近でアクセス抜群。車を持っていない人でも、気軽に行くことができます。

ここが入り口です。聞くところによると、昭和2年に建てられたそうで、当時の趣を感じますね。
中に入ります。すると、、、
!!!
「カフェがある!」
中に入ります。すると、、、
!!!
「カフェがある!」

なんと、カフェも併設されてるんですね。コーヒーを飲んで休憩しようかな、という方でも大歓迎です。
さらに歩みを進めます。センターの中はどんな感じでしょうか?
さらに歩みを進めます。センターの中はどんな感じでしょうか?

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資料がたくさん保管してあります。空知管内のパンフレットなどもあり、地域情報をゲットすることもできました。また、空知の炭鉱遺産や地域情報に関する印刷物・配布物もあるそうです。要望に応じて柔軟に提供できるように準備しているそうですよ!空知炭鉱の歴史を学びたい人にはぴったりな施設ですね。
じっくりと読みふけること数分、、、ふと顔を上げると。
じっくりと読みふけること数分、、、ふと顔を上げると。

「あれ?何か不思議なものが見えるぞ?」
そばに行って見てみると、、、
どうやら、立坑櫓の模型のようです。
立坑櫓は坑内に人や物を運ぶ、言わば炭鉱のエレベーター。幌内炭鉱の元炭鉱マン、斉藤靖則さんの作品だそうです。とても精密に作られており、感動!実際に使われた機械のミニチュア、とても面白いです。勉強にもなります。他にも斉藤さんの作品がたくさん展示されていました。
センター内には、炭鉱遺産を描いた絵も飾られていました。とても素敵な絵画です。
そばに行って見てみると、、、
どうやら、立坑櫓の模型のようです。
立坑櫓は坑内に人や物を運ぶ、言わば炭鉱のエレベーター。幌内炭鉱の元炭鉱マン、斉藤靖則さんの作品だそうです。とても精密に作られており、感動!実際に使われた機械のミニチュア、とても面白いです。勉強にもなります。他にも斉藤さんの作品がたくさん展示されていました。
センター内には、炭鉱遺産を描いた絵も飾られていました。とても素敵な絵画です。
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絵で当時の様子を知ることで、実際に当時を生きた人々の息吹が感じられます。以前、炭鉱遺産絵画展を開催した際に、北海道大学理学部名誉教授の谷藤茂行さんがセンターに寄贈されたそうです。
そうそう、展示と言えば!こんな素敵な空間も発見しました!なんと、センターの奥には石蔵があるんです。石蔵というだけあって、ひんやりした空気が漂います。
そうそう、展示と言えば!こんな素敵な空間も発見しました!なんと、センターの奥には石蔵があるんです。石蔵というだけあって、ひんやりした空気が漂います。
雰囲気漂う、築100年を誇る石蔵
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明治42年に建てられた札幌軟石でできた歴史のある蔵で、当時はたばこの倉庫として使われたそうです。とても丈夫なので、100年たった今でもそのままの姿を保っています。木材には、すべて針葉樹林材が使われているとのこと。中央部分が吹き抜けになった2階建てです。ここでは、各種展示のほかライブなどのイベントも開催されます!こんな素敵な空間でのイベントだなんて、とても楽しそうです。
そして、なんと!大泉洋さん主演の映画「ぶどうのなみだ」の撮影にも使われたそうです。撮影時に大道具さんが作った物がまだ残っているとのこと。写真にも写ってますよ。わかりますか?(答えはスタッフの方に直接聞いてみてくださいね!)
そして、なんと!大泉洋さん主演の映画「ぶどうのなみだ」の撮影にも使われたそうです。撮影時に大道具さんが作った物がまだ残っているとのこと。写真にも写ってますよ。わかりますか?(答えはスタッフの方に直接聞いてみてくださいね!)
また、センターには、普段は北口さん、秋元さん、大倉さんという素敵な女性スタッフが交代で常駐しています。みなさん、とても親切で、どんな質問にも笑顔で答えてくれますよ。今回の訪問でもとてもお世話になりました。
▼スタッフさん、ありがとうございます!
▼スタッフさん、ありがとうございます!
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大満足の「そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター」でした。そろそろ暗くなってきたし、帰ろうかな、、、
、、、、
!!!!
なんと、可愛らしい炭鉱グッズを発見です!
聞くところによると、いろいろな炭鉱グッズを販売しているそう。ポストカードなど、オリジナル商品がたくさん。
、、、、
!!!!
なんと、可愛らしい炭鉱グッズを発見です!
聞くところによると、いろいろな炭鉱グッズを販売しているそう。ポストカードなど、オリジナル商品がたくさん。
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おすすめは、札幌の「軟石や」さんが、石蔵と同じ札幌軟石で作ったオリジナル石蔵(アロマオイルセット)です。
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爽やかな香りが特徴で、とても癒されます、、、お帰りの際はお土産にいかがですか?
炭鉱遺産に興味のある方はもちろん、これまで興味がなかった方でも、新しい発見があること間違いなしです。ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
新しい発見があること間違いなし!
炭鉱というと暗い印象をお持ちの方も多いかもしれませんが、ここに来ると全くそんな感じがしません。日本の近代化を支えた人々の楽しい暮らしぶりを感じることができました。炭鉱遺産に興味のある方はもちろん、これまで興味がなかった方でも、新しい発見があること間違いなしです。ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
そらち炭鉱(ヤマ)の記憶マネジメントセンター
- 所在地
- 岩見沢市1条西4丁目
- 連絡先
- 0126-24-9901
- 営業時間
- 10:30-17:30
- 休業日
- 毎週月・火(祝日の場合開館・翌日休み)
- 駐車場
- 3~4台/大型×
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