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【冬でもOK】「干場ファーム」でガーベラ摘み体験【花束を持ち帰ろう】

最近気温が少しずつ上がってきましたが、急に寒くなったり気候が安定しない日々が続きます。依然として路肩には雪。春はまだ遠いです…。

そんなとある日曜日、わたしはガーベラ畑でお花摘みを体験。自分で選んだ色とりどりのガーベラで花束を作ってみました!

みなさんも暖かいお花畑で花束を作りに行きませんか?奥さまに花束なんて贈ったことがない、だんなさま。お子様を連れて一緒に花束を作って、プレゼント。絶対、喜ばれますよ!!
 

冬にガーベラ畑?

岩見沢市栗沢には、ガーベラ作りでは第一人者の干場ファームさんがあります。こちらでは、1年を通してガーベラを作っています。

周りは、まさに一面の雪景色。その雪の中に立つ数棟のビニルハウスにガーベラ畑が広がっているんです。外の寒さに負けず、中ではきれいなガーベラが咲き誇っています。そして、ビニルハウスの中は暖かい♪
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ビニルハウスごとに違う色のガーベラ畑が広がります。赤いガーベラのビニルハウスで感じるエネルギー。それもそのはず。赤いガーベラの花言葉は、「情熱」だそうです。白やピンクのビニルハウスでは、不思議と優しい気持ちに。花の癒し効果は絶大です。

そんな干場ファームさん、場所はこちらです。

地図データ
地図データ ©2018 Google, ZENRIN
地図データ地図データ ©2018 Google, ZENRIN
地図データ ©2018 Google, ZENRIN
車であれば、岩見沢ICからすぐです。年中実施可能で、事前予約制です。
 

コツを教えてもらって、自分でお花摘み

予約した時間にうかがうと、生産者である干場さんが出てきてくださいました。干場さんの案内でビニルハウスの中へ。

さっそく、自分が気に入ったガーベラを摘んでいきます。
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と、その前に!!

ここで大切なのは、干場さんのお話をきちんと聞くこと!浮かれて勝手に摘み始めると、後悔します。実際に、私は知らないことがたくさんありました。みなさんは、ご存知ですか?

ガーベラを摘むときにハサミは使いません!茎を倒していくと自然と摘めます。ブチッと引っこ抜くなんて、もってのほか!
◆どんな状態が満開なのかというと、お花が開き過ぎていたり、閉じ気味でもダメです。ピーンと水平に咲いているガーベラが満開!
ガーベラを飾る花瓶に入れるお水は3cmだけ! 今まで、なみなみと水を入れていました。ごめんなさい…。
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長年、大切にガーベラを育ててきた干場さんが優しく、楽しく教えて下さいます。

ほかにも、どんな風に飾るとお花が長持ちするかも教えてくれました。干場さん直伝の【ガーベラを長く楽しむテクニック】については、後ほどご紹介!!
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いよいよ花束づくり

摘んできたガーベラを抱えて、作業部屋へ。普段はお花屋さんへの出荷に向けて、プロのみなさんがてきぱきと作業しているんでしょうが、今は貸切です。

まずは、ガーベラの花を保護するため、小さなセロハンの袋をお花の部分に取り付けていきます。お花屋さんで売られているガーベラについているアレです。
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このとき、花びらが傷ついたり、よじれたりしないように注意が必要。そーっと、そーっと。花びらが折れたりすると、つい「痛いっ!」と言ってしまいます。

ガーベラの茎は長いままで、切り落としません。なぜかというと、長い方が長い間、お花を楽しめるからです。

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さて、花束にしたガーベラ。あとはご自宅で楽しむだけです。ここで干場さん直伝の【ガーベラを長く楽しむテクニック】をお伝えします!!

ガーベラの茎には毛がたくさん生えていて、この毛が水を吸い上げるそうです。花瓶一杯に水を入れると、水のあげすぎに。そして、茎は水に触れたところから痛んで茶色になっていく・・・だから、花瓶の水は3cmなんですね。

さらに、時間が経って痛んできた茎は、ハサミで切り落とします。痛んでは切り、痛んでは切り、だんだん短くしていきます。

私もこの方法を試したところ、3週間経った今もきれいに咲いています。
 

気になるお値段は・・? コスパ高し!!

ここまでご紹介したお花摘みと花束づくり。なんと!おひとり1,500円なんです。

え?安いのか、高いのか、わからない?

お店でガーベラの切り花を買うと、1本150円~300円。10本以上摘ませていただくと、お店より安いですね。干場さんにいろいろ教えていただいたり、自分で好きな色や形を選んで、まさに摘みたてをお持ち帰り。さらに、お店のように茎を切っていない状態でお持ち帰りできるので、長く楽しめます。

トータルで考えると、とってもコスパがよいです。お花摘みから花束づくりまで、1時間もあれば大丈夫という手軽さもうれしいところですね。
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▲ちなみにビニルハウスの外は極寒。

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花屋にはよくいくけれど、生産者さんとお話ししてみたい、現場を見てみたい・・という、あなた。

花束を贈ってみたいけど、花屋で買って帰るのはちょっと・・という、あなた。

日頃の気持ちを込めて、花束をプレゼントしてみませんか?しかも、「これ、自分で摘んできたんだ。」なんて、なかなか言うチャンスないですよ!!

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