札幌から日帰りで楽しめる、北海道 そらち・デ・ビュー

「北海道空知」をもっと楽しむ情報サイト|そらち・デ・ビュー 「北海道空知」をもっと楽しむ情報サイト|そらち・デ・ビュー

#My炭鉄港 ~第20回 炭鉄港ドライブin赤平~

こんにちは 千陸キセキです!

あけましてしばらく経ちましたが
みなさまいかがお過ごしでしょう!

キセキはすき焼きにゲーム、
お雑煮にYouTubeにと
食べて遊んで食べて見ての
堕落した幸せな正月を過ごしました。

気づいたらもう1月も終わっていて
あと2025年も11カ月しか無いのかと
焦りを覚える今日この頃です。
(毎年言ってるな・・・)

さて、今週のキセキ回では

夏の赤平で炭鉱と御朱印(小声)
楽しんできたドライブの様子を紹介するよ!

最後まで読んでくれるとうれしいな





遡ること約7カ月前
「ドライブ日和だしちょっと遠出したいなぁ」
「行くとしたら・・・・・そろそろ赤平か?」
なんて唐突に思い、

・赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設
・がんがん鍋
・御朱印
の3つを目的に
弾丸赤平ドライブへ出かけました!
赤平市に到着したのは11:30
まずは腹ごなしにがんがん鍋から!

「水曜どうでしょう」が大好きな
ミーハーキセキは
聖地巡礼も兼ねて
「寿しの松川」へ

「寿しの松川」外観

優しい女将に迎えられ
座敷に座ると
壁いっぱいに番組演者や
プロデューサーたちの写真や色紙が!


「寿しの松川」店内の様子

がんがん鍋の歴史や
過去新聞の記事なんかも
ファイリングされていて

女将許可のもと店内を散策しながら
「がんがん鍋定食」を待ちました。

お盆にのせられて届いた定食は
グツグツした懐かしのお鍋と
山盛りご飯。

名物「がんがん鍋定食」

うん、この食器のかんじ
すごく良い!実家を思い出す!!

鍋のお味は味噌ベースで
とにかく濃い!!!
一味唐辛子で辛さを追加したり
漬物で休憩したり
とにかく箸が止まらない!!

ガンガン食べて
煮物や漬物で休憩
そしてまたガンガンかき込む!

ホルモンも色んな部位が入っていて
食感の違いを楽しめました。

 
がんがん鍋の過去記事はこちら
【 てつこの部屋 】 ~ VOL15 炭鉱マンと炭鉄港女子(赤平後編)~
【 てつおじさんぽ゜ 】~ 第4歩 「とある歴史の探訪者」 ~ @赤平
【ゆっくり炭鉄港】~第10回「おじ様ここでもう逸品 お手軽炭鉄港めし」~


さて、お腹もパンパンになり
1時間弱で店を後にするも、
次のガイダンス施設のガイド付見学は
13:30から・・・。
まだ時間があるぞ!

そこで食後の運動のために
向かったのは女将にオススメされた
「旧赤間炭鉱ズリ山」!


旧赤間炭鉱ズリ山階段駐車場からの景色
ズリ山とは、
坑内での石炭採掘時や
選炭工場で選炭時に出る
不要な岩石、通称「ズリ」を、
選炭工場近くに長年堆積した結果
できた人工山のことで、

ここのズリ山階段数は777段と
日本一なのだそう!
今は草木で生い茂り
山にしか見えない!

この場所でどれだけ石炭が掘られていたのか
山の大きさが物語っています

階段前の駐車場には
ズリを出した選炭工場の
ARスポット看板と
解説看板があり、

解説看板とARスポット看板

AR使用前の景色

AR使用後の景色

登る前の基礎教養を
身につけた後出発しました。





「食後の運動」なんて
軽い気持ちで登り始めた階段・・・
 

登り初めて数分で振り返った様子

舗装されていて登りやすいけど
さすが日本一の階段数
甘く見すぎでした・・・・


ベンチが適度な距離にあるので無理せず休みましょう

へとへとになりながら
意地でなんとか登り切り、振り返ると・・・・・
 

頂上から振り返った景色

さいっっっっっこうの景色!!!
赤平市街を一望できます!!!!

登り切るまでにかかった時間は
休憩を挟みながらで15分。
急いで下り
ガイダンス施設に向かいました。

13:10
赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設へ到着し
まずはガイド見学の受付を済ませます。

この日は参加者が多くて賑わってたよ!

見学中の様子は写真で紹介
 

入館無料の施設内常設展示

カラフルなヘルメットがかわいい

ヘルメットを着用し立坑櫓ヤード内部へ

鉱員たちが入坑するときに乗った斜坑人車

骨組みがむき出しの様子が無骨でかっこいい

ヤード2階部分から入口側を見た様子

石炭が積まれたトロッコが通るレール

赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設の過去記事はこちら
【てつこの部屋】 ~ VOL14 炭鉱マンと炭鉄港女子(赤平前編)~
【てつこの部屋】 ~ VOL15 炭鉱マンと炭鉄港女子(赤平後編)~
【 炭鉄港 】 てつおじさんぽ  ~ 第12歩 「History Waker」~@ 赤平
【てつおじさんぽ゜】~ 第4歩 「とある歴史の探訪者」 ~ @赤平
【ゆっくり炭鉄港】~第3回「赤平市を訪れた一般女性の感想」~
#My炭鉄港 ~第3回 赤平の圧倒的機能美~


ガイドをしてくれたのは
過去記事でもおなじみ三上さん!
実際にこの場所で働いていた元炭鉱マンです。

お話を聞いて一番印象に残ったのは、
採炭場所まで炭鉱マンを
送り出すエレベーターがとにかく速くて
移動距離が長いということ!
 

坑道と地上を繋ぐエレベーター

エレベーターを近くで見た様子

その速度は東京スカイツリーの
エレベーターよりも速かったとのことで時速約43km、
立坑の長さ(深さ)も約650mとのことで、
634m(ムサシ)で知られるスカイツリーよりも長いことが分かります。

地上から下に向かってスカイツリーが生えていると考えたら
驚きじゃないですか?!?!
エレベーターは
私たちが普段乗るような
四方を壁で覆われているものでも無く、
18人がぎゅうぎゅう詰めで乗り、降りる。
いや、ほぼ「落ちる」速度なんじゃないかと・・・

東京スカイツリー以上の高さから
このエレベーターで降りるのが日常なんだと考えたら、
当時の炭鉱マンは「フリーフォール」や「ジェットコースター」が
絶対得意だなと感じました(どういう目線?!)
旧住友赤平炭鉱立坑櫓の見学後は
炭鉱で実際に使用された
機械などが展示されている
「自走枠整備工場」も見学
(途中離脱OK!)
 

自走枠整備工場内

坑道を掘り進めるロードヘッダー

大きな重機はもちろん
炭鉱マンの安全に直結する
メタンガスや一酸化炭素など
目に見えないガスを監視する装置が
ズラーーーーっと並んでるのも圧巻でした。

坑内火災や一酸化炭素、メタンガス監視装置

13:30に開始した見学も
15:30過ぎまで堪能し
ほくほくした状態で帰路につきました。

ちょっと待った!!
「御朱印」を忘れてないか?
と思ったあなた!

そうです!
見学に満足して忘れて帰りました
ごめんなさい(焦)
失敗はしましたが
夏のドライブルートはこちら

―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―
【炭鉱ドライブin赤平】
2024.07.14 SUN
9:30
 札幌出発
11:30 寿しの松川到着(ガンガン鍋定食)ランチ

12:30 旧北炭赤間炭鉱ズリ山階段
12:50 頂上で休憩
13:10 赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設到着
13:30 ガイド付見学参加(@800円)
・旧住友赤平炭鉱立坑櫓見学

・自走枠整備工場見学(任意参加)
15:00 ガイド付見学終了
15:20 赤平神社参拝(御朱印GET)失敗
17:30 札幌到着
―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―


元炭鉱マンの三上さんの解説と
当時の経験を交えながらのお話しが
とても楽しくていつまでも残って話を聞いちゃいました

 




ちなみに
最近赤平神社へ
リベンジで行ってきました!

晴天の赤平神社(冬)

以前まで御朱印は直書きのみで
行っていたそうですが、
いまはお休みしているそう・・・・。
もし御朱印目的で
赤平神社に行く予定のある方は
事前に問い合わせてみることをオススメします!





さて、今年度のキセキのドライブはどうだったかな?
趣味全開の
御朱印巡りやドライブで
炭鉄港を紹介してきたけど、

実は炭鉄港って日常に
あふれてるんだなぁって
しみじみ感じました!

例えば、炭鉄港のお仕事を始める以前に

道の駅あびらD51ステーションに行ったことはあった
小樽のがらす市で手宮線を歩いたこともあった
芦別の温泉でガタタンや石炭ザンギを食べたこともあった

他にも、
水曜どうでしょうの聖地巡礼でガンガンラーメンを食べたこともあったし、
ゴールデンカムイで坑道をトロッコで走る場面も読んでたし、
マインクラフトで石炭を掘ったり坑道を探検したりしてた。

このように点と点で楽しんでいたものが、
実は「炭鉄港」というストーリーで繋がっていた
と分かると、

知らない状態でも十分楽しいですが、
その土地やグルメに対する解像度があがって
より旅行が楽しくなりました!
みなさんも
「あれ?これって炭鉄港?」
ってことがあれば

#My炭鉄港 で投稿して
みんなに共有してみよう!

インスタも忘れずにチェック/

前回の記事   次回の記事

あなたにおすすめの記事

TOPへ戻る