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【空知移住者インタビュー/雨竜町】協力隊活動の中で見つけたまちの魅力

空知に移住した方々にお会いして、移住までの経緯や思い、移住先でのリアルな暮らしの様子などをインタビューし、移住を検討している方に空知の魅力を知ってもらう「空知移住者インタビュー」!
第8回目に突入です!

今回は雨竜町在住で、2021年6月から今年(2024年)の5月まで同町の地域おこし協力隊として活動していた足立 壮太郎(あだち そうたろう)さんにインタビュー。

足立さんが雨竜町に移住するまでの経緯に加え、現在の生活についてご紹介します!

海外での暮らしを経た先に

足立さんの生まれはオーストラリアのビクトリア州メルボルン市。
その頃は両親がオーストラリアで仕事をしていたようで、生後すぐに、家族で愛知県みよし市に住まいを移します。

中学生から高校生の頃にはアメリカ(ミシガン州)へ留学しており、現地の高校を卒業した後は帰国して都内の大学に進学し、「英語の経験を活かした仕事がしたい」と思い始めます。
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高校生時代の足立さん
決意が固まった彼は大学を退き、JICAの青年海外協力隊として活動することを目指して、地元の愛知県でバイトをしながら貯金するも、2年経った頃に新型コロナウイルスが世界的に流行したことで、渡航できない事態に。

そんな時、彼が希望を見出したのが、地域おこし協力隊制度
英語力を十分に活かせる仕事とならなくても、「地域の人たちの役に立つための活動という点では、青年海外協力隊と地域おこし協力隊には共通する部分もある」と考えた彼は、祖父母の居住地である北海道に目を付けます。

そして、かつて住んでいたミシガン州と似た環境の、自然豊かな土地で活動したいという想いのもと、移住先として雨竜町を選びました。
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雨竜町の美しい景色
彼が数ある自然豊かなまちの中から雨竜町を選んだ理由は、当時の協力隊募集のタイミングが合ったことや募集していた活動内容がタウンプロモーションだったことなど。
(ふるさと納税に関わる活動やまちのPR、特産品のPRに特に興味を持っていたんだとか。)

足立さんの移住には、「一点の曇りもなかった」?!

足立さんに、移住にあたっての不安や苦労について伺ったところ、「不安や苦労は特になく、単に楽しみだった」と笑います。

また、「北海道で働けるというポジティブな気持ちでいっぱいだった」とも。
足立さんは国内外の各地で暮らしてきた経験から、移住に対する抵抗感などはほとんど感じていなかったそうです。
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高校生の頃、同級生との一枚
北海道に移住する方がよく心配される「除雪」についても、「ミシガン州も結構雪は降っていたから心配していなかった」と明るく答えます。

彼の北海道移住には、一点の曇りもなかったんですね。
(除雪した雪で道路脇に壁ができるほどの降雪量には驚いたようですが…。)

雨竜町での暮らしや協力隊の活動内容は?

実は足立さん、学生の頃からずっと続けていたくらいの「サッカー好き」。
そんな彼は協力隊着任当初から雨竜町のサッカー少年団のコーチを務めています。
仕事終わりや土日にも練習に行くくらい熱心で、お話を伺っていると、子どもたちにも慕われているんだろうなと感じました。
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サッカー少年団の集合写真
元気いっぱいで明るい子どもたちと一緒にサッカーをしながら過ごす時間は、彼の暮らしになくてはならないものとなりました。

また、雨竜町の数あるPRポイントの中でも、彼のイチオシは、田んぼの水面に映る夕日などの田舎ならではの四季によって変わる風景と、「産地精米・うりゅう米(ななつぼし、ゆめぴりかの2品種)」、「暑寒メロン」などの魅力的な特産品!
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うりゅう米を抱えて
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暑寒メロン
買い物は、安くて新鮮な農産品なら「道の駅 田園の里うりゅう」、その他日用品なら近隣の北竜町や滝川市まで行く必要があるとのこと(車で片道15分程度の距離)。

雨竜町で暮らすなら、車は持っていた方がよさそうですね。

また、足立さんは地域おこし協力隊として、ふるさと納税に関わる事務や、映像(画像)制作、地域の情報発信などに取り組んでおり、北海道映像コンテスト2023ではアマチュア部門奨励賞を受賞しました!(サムネイル写真は、授賞式の様子なんですよ~)

 ※ 入選した動画はこちら↓
 【アマチュア部門奨励賞】北海道映像コンテスト2023入選『雨竜町ふるさと大使~1年の活動記録~』【地域おこし協力隊】

まだまだやります、「まちおこし」!

今年(2024年)の5月末日に地域おこし協力隊を卒業した足立さん。
「6月からは滝川市の滝川地方卸売市場株式会社で働き始めるが、これからも雨竜町に住み続け、町内でのイベント開催など、引き続き『まちおこし』に取り組みたい」と語ります。

その表情は陰りなく、とても朗らかに見えました。
(サッカー少年団のコーチも継続するようです。)

また、今ではドローン操縦の国家資格を取得し、同社に設立されたドローン事業部の一員としてスタートを切ったんだとか。
協力隊活動の中で培ったスキルを活かして、撮影はもちろんのこと、PR映像制作なども行うとのこと。

そして、実は空知地域おこし協力隊ネットワークのロゴデザインや、6月23日(日)開催の「協力隊マルシェin南幌はれっぱ」のチラシデザインも手がけており、足立さんのこれからの活躍にますます期待が高まります。

 ※ ネットワーク設立、協力隊マルシェの記事はこちら↓
 【6/23(日) にマルシェ開催】空知地域おこし協力隊ネットワーク設立!!
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近隣市町村の地域おこし協力隊員とともに
…ちなみに。
雨竜町には特産品の他に、「雨竜沼湿原」という足立さんオススメの国定公園があります。
2024年は6月下旬に山開きの予定です。

 ※ 「山開き」の日付については、雨竜町のHPをご覧ください↓
 https://www.town.uryu.hokkaido.jp/docs/4329.html
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空と平原は限りなく広く、池は水鏡のようで、とっても素敵な癒やしスポット!
6月下旬~7月の間は沢山の花が咲くので、花満開の湿原が見られるチャンスです!

美しい景色や特産品、観光資源に溢れた雨竜町。
このまちでの暮らしに興味が湧いた方は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか!

また、雨竜町では、現在、地域おこし協力隊を募集しています。
興味のある方はぜひご検討ください!

 ※ 募集の詳細についてはこちら↓
 https://www.town.uryu.hokkaido.jp/docs/3933.html

 ※ 足立さんは「そらち・デ・ビュー」の地域ライターでもあります。足立さんが作成した記事はこちら↓
 【協力隊マルシェ2023 in 北海道雨竜町】(北海道・雨竜町)<2023年8月掲載>
 「雨竜まち灯り2023」開催<2023年2月掲載>
 ハロウィンで賑わう秋の雨竜町!町内に広がる「トリック・オア・トリート」<2022年10月掲載>

◆雨竜町公式HP
 https://www.town.uryu.hokkaido.jp/kurashi/6/36/
◆雨竜町地域おこし協力隊X
 https://x.com/uryu_chioko
◆雨竜町地域おこし協力隊Instagram
 https://www.instagram.com/chiikiokoshi_uryu/?hl=ja
◆雨竜町地域おこし協力隊Facebook
 https://www.facebook.com/area.uryuu
◆雨竜町地域おこし協力隊YouTube
 https://www.youtube.com/@user-sc1uq5ve1o

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