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ライスランドのライスボール【TEMARI(てまり)】

深川産米を使った「手まりお結び」のテイクアウトコーナー「TEMARI」(てまり)が、道の駅「ライスランドふかがわ」の農産物直売所「eciR」(えしる)内にオープンした。和と洋食を組み合わせたひと口サイズのお結びは、つい手に取って食べたくなる華やかなビジュアルが自慢。店主の桑原知香さんは「ちょっとした贈り物やドライブのお供にどうぞ。寄り道がてら気軽に足を運んでください」と話している。

深川出身の桑原さんは看護師として市内の病院などで働いた後、2005年に沖縄県へ。医療の現場から飲食業界へ転身し、十年以上、百人を収容する広々としたカフェを経営した。県内で広がるリゾートウエディングの需要に合わせ、カフェで華やかなパーティーフードを提供する機会も増えた。

「病室の患者さんやカフェに訪れるお子様と接する上で大切なのが相手のことを考える気配り」と桑原さん。医療と飲食業の共通点を見つけると、「料理のおかずや色の組み合わせを考えることもおもしろい」と仕事にのめり込んだ。

目と舌で楽しめる色鮮やかな手まりお結びの専門店は、桑原さんが三年間温めてきた構想。稲作が盛んな深川で店を構えようと、昨年末から準備を進め、故郷に戻ってきた。開放的なオープンキッチンで作る手まりお結びは、具の種類やご飯の味つけにもこだわった全九品。月ごとにメニューを切り替える予定で、六月は沖縄料理の「肉みそアンダンスー」や旬の深川産アスパラを使った「肉巻き」、すし感覚で味わえる「ガリと焼きさば」など、どれも色鮮やかな見た目が特徴だ。

価格は、お結び九つの詰め合わせが990円で、そのうち二品のおかずに切り替えたセットが790円。和と洋食に分けたお結び四つのセットはそれぞれワンコインで味わえる。

オープンからは「インスタ映え」を狙ってスマートフォンのカメラを向ける人もおり、客足は上々という。「直売所の一角にあるので、JAの職員さんにこれから仕入れる新鮮な農産物を聞いて、新作メニューに使いたい」と桑原さん。北海道と沖縄のコラボお結びセットも考えているといい、リゾート地で培った遊び心たっぷりの豊富なアイデアで人気メニューを目指す。

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この記事は、地元の情報をいち早く!「北空知新聞」から出典して掲載しております。同紙の定期購読はこちらから↓
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