由仁町で話題のシマエナガは、「どのくらいお気軽に」出会えるのか?!
更新日2024.03.14
前回、『雪の妖精「シマエナガ」の遭遇ポイント、教えちゃいます!(2023.12.14更新)』で由仁町の隠れた魅力(自然との距離感)をお伝えしましたが、今回はその続編・・・第2弾です。
テーマは、「由仁町ではどのくらい簡単にシマエナガと会えるのか?!」です。
前回の記事投稿日(12/14)を開始日、本稿執筆日(2024年3月3日)までを最終日と設定し、週に1度の探索で何度シマエナガに出会えるか?という調査をしておりました。
今回はその内容をご報告し、皆様方に「あぁ、こんなお手軽な感じでシマエナガに会えるんだ!」という感覚を持っていただいて、期待に胸を膨らませて由仁町へお越しいただこう!という趣旨(魂胆?)でございます。
まずは調査エリアの再確認(再紹介)です。
テーマは、「由仁町ではどのくらい簡単にシマエナガと会えるのか?!」です。
前回の記事投稿日(12/14)を開始日、本稿執筆日(2024年3月3日)までを最終日と設定し、週に1度の探索で何度シマエナガに出会えるか?という調査をしておりました。
今回はその内容をご報告し、皆様方に「あぁ、こんなお手軽な感じでシマエナガに会えるんだ!」という感覚を持っていただいて、期待に胸を膨らませて由仁町へお越しいただこう!という趣旨(魂胆?)でございます。
まずは調査エリアの再確認(再紹介)です。
調査エリアとなる由仁町は北海道の空知エリア最南端にある、人口5,000人未満の小さなまちです。
札幌など主要都市からのアクセスが良く、豊かな自然に恵まれ、「都会に近い田舎」として日帰り旅行に適しています。
周囲を低山や丘に囲まれ、夏は涼しく冬は積雪が少ないという過ごしやすい気候が、多様な野生動植物にとって理想的な環境を提供しています。
次に調査対象となるシマエナガの確認です。
札幌など主要都市からのアクセスが良く、豊かな自然に恵まれ、「都会に近い田舎」として日帰り旅行に適しています。
周囲を低山や丘に囲まれ、夏は涼しく冬は積雪が少ないという過ごしやすい気候が、多様な野生動植物にとって理想的な環境を提供しています。
次に調査対象となるシマエナガの確認です。
シマエナガは北海道独特の小さな鳥で、真っ白な冬毛と丸くてつぶらな瞳が特徴です。その愛らしい姿から多くの人が見て「なまらめんこい(北海道弁でスゴく可愛い)」と感じるでしょう。世界的にも北海道特有の鳥として認められ、観光客にも人気が高まっています。
調査は前回と同じ、由仁町内にある由仁神社の境内で行いました。
今回はあくまでも「お気軽」にシマエナガに会おう!と考え、以下の縛り(ルール)を設けることにしました。
ルール1.常に駐車した車が見える場所にいること。
⇒ 外が寒くても、すぐに車へ避難できるように。
ルール2.境内から離れた場所はエリア外とすること。
⇒ 積雪などの影響を受けないように。また、あまり歩き回らないように。
ルール3.滞在時間は最大1時間とすること。
⇒ 防寒を意識した装備でも1時間以上は大変なので。
ルール4.装備は軽装。しかしいざという備えはしっかりと!
⇒ 防寒着は通勤時とほぼ同じ。携帯カイロや軽食などを携行。
なお、敷地内にある「由仁町神社の森 遊歩道ウォーキングコース」はエリア外としています。
さぁ、ではさっそく気になる結果から見てみましょう!
【シマエナガ観察結果】
12回チャレンジ(週1回の観察×12週)して、4回観察できました!
調査は前回と同じ、由仁町内にある由仁神社の境内で行いました。
今回はあくまでも「お気軽」にシマエナガに会おう!と考え、以下の縛り(ルール)を設けることにしました。
ルール1.常に駐車した車が見える場所にいること。
⇒ 外が寒くても、すぐに車へ避難できるように。
ルール2.境内から離れた場所はエリア外とすること。
⇒ 積雪などの影響を受けないように。また、あまり歩き回らないように。
ルール3.滞在時間は最大1時間とすること。
⇒ 防寒を意識した装備でも1時間以上は大変なので。
ルール4.装備は軽装。しかしいざという備えはしっかりと!
⇒ 防寒着は通勤時とほぼ同じ。携帯カイロや軽食などを携行。
なお、敷地内にある「由仁町神社の森 遊歩道ウォーキングコース」はエリア外としています。
さぁ、ではさっそく気になる結果から見てみましょう!
【シマエナガ観察結果】
12回チャレンジ(週1回の観察×12週)して、4回観察できました!
(お正月に出会えたシマエナガ)
観察の詳細は以下のとおりです。
第1週目(12月第3週):✕
・・・風雪が強く、鳥類に限らず動物の気配なし。
第2週目(12月第4週):✕
・・・降雪やや多め。ヤマガラ数羽のみ。
第3週目(12月第5週):△
・・・鳴き声は聞こえるが視界には入らず。
第4週目(1月第1週):〇
・・・落ち着いた天候で数羽を発見。
第5週目(1月第2週):〇
・・・雪がチラつくも先週と同じ時間帯で3羽を確認。
第6週目(1月第3週):✕
・・・観察の時間帯がお昼過ぎだったのが原因?
第7週目(1月第4週):〇
・・・快晴無風、絶好のコンディションで数羽確認。
第8週目(2月第1週):✕
・・・今季最大レベルの降雪。
第9週目(2月第2週):〇
・・・他の鳥類やシマエナガの鳴き声は多め。1羽を確認。
第10週目(2月第3週):✕
・・・降雪は少なめ、止まり木となる枝に積雪が多い。
第11週目(2月第4週):✕
・・・前週同様、止まり木に積雪が多かった。
第12週目(3月第1週):△
・・・鳴き声が多いものの距離があり、確認には至らず。
(第5週目には数羽のシマエナガに出会えました)
(第9週目のシマエナガは、まったりのんびり屋でした)
こう見てみると、天候が良い(降雪が無い・少ない)時に観察できていることが分かります。そして一定のエリアを周回しているのか、遭遇する時間帯に共通点が多く見られました。
また、木の枝に積雪が多いと止まり木がないためか、姿を見せないことが多かったです。
加えて特徴ある鳴き声は他の鳥類より大きめですので、周辺にその存在を確認することは比較的容易でした。
(1月第4週には動画の撮影も出来ました。)↑動画
今回の調査をまとめると・・・
1.天候は降雪が多くなければOK!
2.会える時間帯を見つける事が大事!
3.木の枝に積雪が少ないと遭遇率アップ!
4.鳴き声を頼りに観察を始めよう!
ちなみに第9週目には、地元の中学生数名を誘って観察をしてみました。
その日に確認された1羽は帰り際にチラッと見えたので、個体そのものを子どもたちに見せることは叶いませんでしたが、エゾリスやコゲラなどが観察できたことから「地元でこんな動物たちが簡単に見られると思わなかった!」と地域の魅力を再発見していたようでした。
私としては、これらの動物たちと同じ地域で我々は共生していると言う事を伝え続けたいです!!
調査期間中、数名の方々と同じ目的でお会いすることができました。
色々なお話をすると皆さん口々に「こんな気軽に来られる場所で・・・」と仰っており、「北海道が、そして由仁町が、如何に大自然に囲まれた土地であるか」という点を再認識させられました。
調査期間中、数名の方々と同じ目的でお会いすることができました。
色々なお話をすると皆さん口々に「こんな気軽に来られる場所で・・・」と仰っており、「北海道が、そして由仁町が、如何に大自然に囲まれた土地であるか」という点を再認識させられました。
(クマゲラやウソなどにも比較的容易に出会えます)
由仁町のオススメ自然コンテンツはまだまだあります。冬になると現れる「最高のオリオン座の撮影スポット」なども皆様にご紹介したいのですが、それはまたの機会に・・・。
さて、最後になりますが、「自然の持つ魅力」は北海道の魅力の一つであるかと思います。
その「懐の深さ」は並ではなく、未だに表面化されていない魅力なども多くあります。
それらと北海道民(移住・先住は問わず)は古くから現在に至るまで共存しており、たくさんの自然の恩恵を得て生活をしてきたんだと思っています。
こういった道民の背景も含めて、これからも数多くの魅力をお伝えし続けられたら良いなぁ・・・と思います。
皆さんも、由仁町の人々と一緒に暮らす野鳥を見に、ぜひ一度由仁に来てみてくださいね!
本稿ではご紹介していませんが、由仁町には美味しい飲食店も沢山あります。野鳥観察の前後に、まちの自慢のグルメをご堪能ください♪
由仁町の飲食店に関する過去記事はこちら↓
めちゃうまTKG定食です!【由仁町 かまど炊きごはん 米吉】
由仁町の大人気店「牛小屋のアイス」復活! (やっちゃん、会いたかったよ~!)
由仁なのに、東京?!【東京ホルモン】
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