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【 てつおじさんぽ゜ 】 ~「第22歩 トレース・トレイン」~ @ 夕張 栗山

01_.jpg

てつおじ「きゃー遅刻遅刻!
なんで起こしてくれなかったの!?
電車に乗り遅れるじゃない!
朝ごはん食べる時間ないから、
これ食べながら行ってくるね
行ってきまーす!」


※ 独り言です


朝から美唄焼き鳥を
ハムハムしながら
家を出発するてつおじ・・・

「あ~、飲み物も欲しいなあ・・・」

立ち寄ったコンビニの飲み物売り場で
★マークが付いた飲み物に
目がいってしまい、買うか買わないか
悩んでしまうてつおじであった・・・





夢に出てきそうな妄想を
語ったところで
こんにちは、てつおじです


今回は、夕張鉄道の痕跡に
ついてのお話です


以下内容は、
令和4(2022)年10月23日に
故・吉岡 宏高先生のガイドで開催された
運炭ツアーの中から
抜粋して紹介します

みなさん夕張鉄道はご存じですか?

“夕張鉄道は大正15年、夕張で産出される
石炭の輸送を目的に開業しました。
初めに夕張本町と栗山(くりやま)の間が
開通し、その5年後、函館本線の
野幌(のっぽろ)まで延伸、全線53.2kmの
北海道で最大規模の私鉄が完成しました。”
引用元:NHK新日本風土記アーカイブス

昭和50(1975)年3月に北炭平和炭鉱の閉山に伴い、

全線が廃止されました

線路は、現在の「きらら街道」という
道を走っていました
ルートはこちらを参照ください

また、近年の各地点の写真は
こちらを参照ください

廃線になってから48年・・・
しかし今もまだ夕張鉄道の
痕跡が残っています

それでは、
夕張鉄道の痕跡をいくつか
ご紹介します


① 若菜駅跡
02_wakana01.jpg
この駅の特徴は
当時のホーム跡が残っていること

列車が走ってくるのが
見える人には見えてきますね




 
03_wakana02.jpg
“見えている”てつおじは
当時の夕張鉄道をイメージしながら
ホームで列車を待っています・・・

この近くの道道38号線(夕張岩見沢線)
沿いには、小倉ぱんぢゅう夕張店
あるので小腹が空いたら
そこに立ち寄るのもいいですね


② 線路があった築堤

※ ここで少しマニアックになります
04_tikutei.jpg
夕張市から道道3号線(札夕線)を通り、
栗山町へ向かう途中、新二岐駅の手前で
左手を見ると築堤が見えますね!
夕張鉄道の走っている姿が
見えることでしょう・・・

※ 怖い話ではありません

知らなければ小高い丘かな?と
見過ごしてしまいそうですが、
吉岡先生のガイドならでは!
バス車内では歓声が響いていました


③ 新二岐駅
05_sinfutamata01.jpg
新二岐駅は角田炭鉱方面への
専用鉄道の分岐駅
大正モダニズムを感じさせる
建築物でしたが、残念ながら最近、
解体されてしまいましたね・・・

ちょうど私が写真を撮った位置に
線路が通っていたようで、
06_sinfutamata_09_n_008_0007.jpg
※ 炭鉄港デジタル資料館から 山岡哲夫さん撮影

現在と当時の写真を見比べてみると
どんな感じだったのかが
良くわかります

当時の新二岐駅の光景を
イメージしてもらえたら幸いです


④ 道道3号線の陸橋下にある煙の跡
07_hasi04.jpg
国道234号線にぶつかる手前の
道道3号線陸橋の下に夕張鉄道が通っていた
痕跡があるのですが、

陸橋を見上げると・・・
 
08_hasi03.jpg
昨年度の軌跡

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