札幌から日帰りで楽しめる、北海道 そらち・デ・ビュー

「北海道空知」をもっと楽しむ情報サイト|そらち・デ・ビュー 「北海道空知」をもっと楽しむ情報サイト|そらち・デ・ビュー

【 炭鉄港 】 てつおじさんぽ  ~ 第13歩 「廻廻帰炭」~@ 芦別

あけましておめでとうございます
てつおじです
年始早々岩見沢は大雪です。
01%20%E5%A4%A7%E9%9B%AA.jpg
いつかのように
腰を痛めないよう
恐る恐る
雪かきをしています
02%20%E3%82%86%E3%81%8D%E3%81%8B%E3%81%8D.jpg
2022年
最初の記事は
芦別市!

芦別の炭鉄港めしといえば
ガタタン!

セブン‐イレブンの
ガタタンラーメンは
もう食べて頂けましたでしょうか?
03%20%E3%82%AC%E3%82%BF%E3%82%BF%E3%83%B3.jpg
ますます冷え込むこの季節には
ぴったりの商品です。
詳しくは過去記事をチェック
~ 第11歩 「拡がリーヨ」~


さてさて、本日のてつおじさんぽも
恒例のご当地グルメを求めて
芦別のまちをぶらぶらしていると

「東京食堂」という
看板を発見

ネーミングに惹かれて
お店に入ると
お昼時ということもあって
すでにお客様がいっぱい

席に案内され
メニューを見てみると…
04%20%E3%83%A1%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC.jpeg
オ、オール680円!?
(しかも税込…)

価格に驚きつつ
海鮮バラチラシ丼を注文

丼が届くまでの待ち時間が、
より一層美味しさのスパイス・・・
(これがてつおじランチの流儀…)

「お待たせいたしました」
05%20%E3%81%A6%E3%81%A4%E3%81%8A%E3%81%98%E3%81%B3%E3%81%A3%E3%81%8F%E3%82%8A.jpg
06%20%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%81%E3%83%A9%E3%82%B7.jpeg
こ、これが680円!?

そこには、えび、いくら、
ほたて、たこ、サーモン、
卵焼き、味付いなり、かまぼこ・・・
全体にはタレが掛かっています。
見ているだけで、もう美味しい。

お腹が空いていたので、
一口食べるだけで
もう幸せ。

芦別でこんなに美味しい
バラチラシ丼をいただけるとは、
どうもありがとうございました。

次回は是非、別メニューに
チャレンジしたいと思います。。。




ところで、芦別なのになぜ東京?
そう思った方も多いと思います。

その由来には
店主の経歴が関係していました・・・

芦別の炭鉄港といえば
星槎大学(旧頼城小学校)
07%20%E9%A0%BC%E5%9F%8E%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E6%A0%A1.jpg
そして、
旧三井芦別鉄道
炭山川橋梁
08%20%E6%97%A7%E4%B8%89%E4%BA%95%E8%8A%A6%E5%88%A5%E9%89%84%E9%81%93%E7%82%AD%E5%B1%B1%E5%B7%9D%E6%A9%8B%E6%A2%81.jpg
この炭山川橋梁がある
西芦別で生まれ幼少期を
過ごしたのが
東京食堂の店主
佐藤法正さんです。
09%20%E4%BD%90%E8%97%A4%E3%81%95%E3%82%93.jpg
1956年、西芦別で出生
小学校4年生で歌志内へ転校
両親が料理人だったこともあり、
札幌で料理の腕を磨きます
10%20%E6%96%99%E7%90%86%E4%BA%BA.jpg
その後実力を買われて
東京品川のホテルへ

そこで料理ではなく
人柄を見出され
全く異なる
損害保険の営業職へ転身
11%20%E5%96%B6%E6%A5%AD%E3%83%9E%E3%83%B3.jpg
その後約20年
営業の仕事を続けるのですが

あるとき
札幌時代に料理を仕込んでくれた
師匠とも呼べる方が
亡くなっていたことが分かります

それをきっかけに
料理の道へ戻り
一調理スタッフから働きはじめ、
最後は有名ホテルの
調理アドバイザーになりました。

そろそろ北海道に戻ろうかと
考えていたときに
芦別の町には食堂が少ない
という住民の声が耳に入り
約半世紀ぶりに芦別へ戻り
2020年8月、東京食堂を開業
今に至ります

そこで幼少期の記憶に残る
思い出の場所が
日本遺産「炭鉄港」の
構成文化財として
登録されていることを知り
これは"俺の遺産"だなぁ
と感じたそうです。

しかしそれと同時に
まちの人たちに
「炭鉄港」がなにか
浸透していないことも知り
12%20%E5%BC%81%E5%BD%93.jpg
炭山川橋梁の写真を
お盆の台紙や
お弁当のおもて紙に使用したり
お店のスタンプカードに載せて
『あ、見たことある!』
『「炭鉄港」って聞いたことある!』
という小さなきっかけから
お店に来るお客様に
かつての芦別の
誇らしい姿について
もっと知ってもらいたい
と考えているそうです。

佐藤さんは
様々な人が
知恵を持ち寄り
炭鉄港をどうしたら
もっと知ってもらえるのか
テーマに囚われない
子どものような
自由な発想で
考えないと拡がっていかない

とお話しされていました。


東京食堂
芦別市北1条東2丁目4-7
芦別市教育委員会市民会館内
営業時間
11:00~19:00
(ラストオーダーは18:00まで)
定休日
土曜日 日曜日



炭鉄港への熱い思いはもちろん
こだわりの食材と
長年の経験で出来上がる
料理の数々はとても美味!

取材を受けて頂き
ありがとうございました。


2022年も引き続き
炭鉄港の魅力を
ありのままに紹介できるよう
がんばります!
今年もよろしくお願いします



てつおじさんぽ過去の軌跡

~ 第1歩 「めざせ炭鉄港マスター」~
~ 第2歩 「僕の知らない物語」~
~ 第3歩 「てつおじカーニバル!!」~
~ 第4歩 「Only my rail man」~
~ 第5歩 「てつおじのゆく頃に」~
~ 第6歩 「もってけ!さぎょうふく」~
~ 第7歩 「てつおじのSomeday」~
~ 第8歩 「てつおじ100%」~
~ 第9歩 「それは大きな港のような」~
~ 第10歩 「ジェントルマン空を往く」~
~ 第11歩 「拡がリーヨ」~
~ 第12歩 「History Walker」~

あなたにおすすめの記事

TOPへ戻る