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【ソラチコーヒー 17杯目・最終回】 ~最後のソラチコーヒー ~

おいしいコーヒーのある日々を通じて、空知の魅力をゆる~く発信するソラチコーヒー。
このソラチコーヒーの連載を始めたのは、コロナ禍の2020年6月。それから季節は巡り2度目の春。今回17杯目で最終回となります。
不定期更新でしたが、これまでご覧いただいた皆様には心より感謝申し上げます。
空知の日々の暮らしのそばで、そしておうちでも楽しめるコーヒーを通じて、果たしてどこまで空知の魅力を発信できたのか…自己評価はまだまだかなぁという感じですが、忙しい毎日にほっとひと息、空知の空のように、田園風景のように、吹く風のように、緩やかな時間を感じてもらえることができたなら嬉しいです。
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16杯目までを振り返りましょう

いろんなコーヒーを飲んだり、いろんなところへ行ったり、コーヒー以外の話だったりと、内容は様々ですが、アーカイブとして画像にリンク先も貼りますので、ご興味ある内容がありましたらご笑覧いただければ幸いです。

1杯目 おうちでソラチコーヒー

ちょうど緊急事態宣言明け直後でしたので、岩見沢産小麦を使用したミルクカステーラとともにおうちで楽しむコーヒーを紹介しました。


2杯目 空知の「名水」でソラチコーヒー

長沼町の「馬追の名水」で淹れたコーヒーを、岩見沢のワイン畑で飲みました。


3杯目 アイスでソラチコーヒー

夏にぴったりのアイスコーヒーを仕込んで、スローな空知旅で高原からの絶景とともに飲みました。


4杯目 手づくりパンとソラチコーヒー

空知産の小麦粉キタノカオリを使った食パンにコーヒーを合わせていただきました。


5杯目 のうこうミルクとソラチコーヒー

空知産の牛乳とてんさい糖をつかって、ミルクコーヒーを楽しみました。


6杯目 エスプレッソでソラチコーヒー

ESPRESSO STAND PLATSの片山さんの淹れるコーヒーを飲みながら、空知への想いをインタビューしました。


7杯目 ワインとソラチコーヒー

ワインとコーヒーの意外な共通点を考察しながら、コーヒ風味のワインとワイン風味のコーヒーを楽しんだり、そらちワインとコーヒーをマリアージュしたりしました。


8杯目 和菓子とソラチコーヒー

意外にもコーヒーに合う空知産の季節の和菓子を試しながら、五感で味わうといわれる和菓子と一緒にいつものコーヒーに季節感を取り入れてみました。


9杯目 マキネッタでソラチコーヒー

手軽にエスプレッソを淹れることができるマキネッタを使って、エスプレッソの魅力と、空知のものづくりについても考えてみました。


10杯目 スタンプラリーでソラチコーヒー

空知管内7市町のカフェを巡る「空知カフェ スタンプラリー」の楽しみ方をソラチコーヒー流に紹介しました。


11杯目 自分焙煎でソラチコーヒー

生豆の自分焙煎に初挑戦して、春の北空知の風景を見下ろしながら春を感じる甘みと深い香りの1杯を味わいました。


12杯目 “空知しょうゆ” でソラチコーヒー

なんとコーヒーでなく、1年間かけて仕込んだ”空知しょうゆ”作りを紹介!でもコーヒーとの意外な共通点がありました。


13杯目 “違い”がわかる男のソラチコーヒー!?

違いのわかる男を目指して、ホットとアイス、焙煎度の違い、そしてなぜかそらちワインのヴィンテージによる違いも考察してみました。


14杯目 まちの魅力再発見のソラチコーヒー

赤平市のCafé Luftにお邪魔して、炭鉱で栄えたまち・赤平の歴史を感じながら、淹れたてのコーヒーと極上のスイーツをたっぷり楽しみました。赤平は、カンヌ国際映画祭で4冠を達成した映画「ドライブ・マイ・カー」の舞台としても赤丸急上昇中ですね。


15杯目① テレワークで☆ソラチコーヒー 【その①・芦別市編】

芦別温泉スターライトホテル&おふろcafé星遊館で、空知に流れるゆるやかな時間の中、ワーケーションとともにコーヒーを楽しみました。


15杯目② テレワークで☆ソラチコーヒー 【その②・上砂川町編】

上砂川町のまちの駅ふらっとに立ち寄って、こだわりのコーヒーを片手に、緩やかにまちと繋がりながらテレワークをしました。


16杯目 “サスティナブル”なソラチコーヒー!?

コーヒーかすを再利用した靴や雪室熟成コーヒーなど、ちょっぴりサスティナブルに未来のことも考えながらコーヒーを楽しみました。

そして最後のソラチコーヒー

そして今…ソラチコーヒーの卒業記念の”最後の1杯“を製作中です。
この冬の間、北海道・空知の雪の中でじっくり熟成させた3種類の生豆をブレンドして、空知をイメージしたコーヒーをつくります。
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ブレンドをお願いするのは、筆者の故郷に近い、富士山の湧水が豊かな静岡県三島市でCOFFEE&CO.を主宰する岡田裕二さんです。岡田さんは、日本に180人しかいないスペシャリティコーヒーの国際鑑定士資格「Qグレーダー」を有し、スペシャルティコーヒーの注文焙煎により「じぶんブレンド」の楽しさ広めています。
 ▶COFFEE&CO.のホームページはこちら
厳選していただいた生豆を預かり空知で熟成していた冬の間、そらち・デ・ビューもご覧いただいている岡田さんには、そらちワインをお送りして、空知のイメージ、そしてソラチブレンドのイメージを想像していただきました。
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残念ながら、ソラチブレンドを本稿でご紹介することはできませんでしたが、北海道に桜前線が上陸する頃には、この最後の1杯を味わうことができそうです。
日々の暮らしのそばにあるコーヒーをきっかけにして、このコロナ禍だからこそ、空知の中だけじゃなくて、外の人ともソラチコーヒー流に緩やかにつながることができたんだと思います。
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空知にいて、空知を訪れて、あるいは空知を想い味わうコーヒー、そしてゆっくりと流れる穏やかな時間は、忙しい毎日が続くほど、いつもと違った素敵な時間に感じられます。ときにはうまくいかない日もあるけれど、私たちは上手に息を抜く方法を知っています。
コーヒーは嗜好品なので、飲まないと生きていけないものではありませんが、人々の暮らしを彩ることができる特別な飲み物の一つだと筆者は思います。
新緑や花の色が鮮やかな春、新鮮な果物や野菜が豊富な夏、抜けるような青空と空気がさわやかな実りの秋、これでもかと降る雪に埋もれる冬、空知のいろんな季節に、いろんな楽しみ方で…おいしいソラチコーヒーは、空知を想う人の数だけあります。

皆さんもぜひ、自分のソラチコーヒーを見つけてみてください。そしてまた、違った形でお目にかかれたら嬉しいです。
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