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【 炭鉄港 】 てつおじさんぽ  ~ 第17歩 「ヤマヲノボル」~ @ 夕張

いやぁ3月です。
春です。
てつおじです。
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あったまってきた~
(イライラはしてません)

さて、もはや板についてきた
てつおじのおうち時間
そんなてつおじにぴったりなのが
炭鉄港オンライン
https://3city.net/4city/
先日てつおじが視聴していた
1月に配信の
「冬でも雪の積もらない山肌」
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100年前の坑内火災の影響で
冬でも雪が積もらない山肌があるという
神通坑(じんつうこう)

夕張市職員 熊谷 光騎さんが
冬の雪山を進み
その現地をリポート!

といった内容だったのですが
縁あって熊谷さんから
神通坑アタックのお誘いが!!
もちろんチャレンジしてきました

いざ、冬山アタック!!
の前に神通坑のご説明を…

神通坑とは
北炭夕張炭鉱の一つで
明治42年(1909年)に開坑
大正14年(1925年)に
坑内火災が発生し
閉鎖となった坑口です。

坑口を密閉したあとも
鎮火することなく
その後現在まで約100年間
地下で燃え続けています。

その熱が地表にも伝わり
坑口付近の山肌には雪が積もらないのです。

とはいえ
雪が積もらないのは
神通坑の周りだけ

平年よりも雪の多い今年
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坑口へ向かう道は雪深く
普通の靴じゃ到底進めません…
なのでスノーシューを装備!

スキー靴並みに
ガチガチに締めます。
(途中で外れるとつけるのが大変らしい…)
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装着完了
てつおじ出走です

ふわふわな雪を踏んでも沈まない!
これはすごい
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縦長の隊列で
雪の中をずんずん進みます
(掛かっているかもしれません
一息をつけるといいのですが)

夏は砂利道のこの道は
かつてこのあたりの
炭住(炭鉱住宅)に住む人たちの
生活道路でした
なので道路標識もあるのですが・・・
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普段は見上げる高さの標識がこの低さに
雪の深さ、伝わりましたか?

坂の途中に開けた土地が!
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ここは昔中学校だったそうです。

まだまだ登る
十万バリキのてつおじステップ
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こうして雪の中を行くこと約1時間
ようやくゴールの山肌が見えてきました。
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本当に雪が積もってない!
まさに
天然のロードヒーティング!
そして温泉のように
斜面の穴から
湯気が立ち上っています
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近づいてみると
苔がたくさん生えてます
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触ってみると
熱くはない
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湯気が出ている穴に
手を近づけると
おぉ…ぬくい
お風呂のお湯…
40℃くらい



しばらく観察していると…
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なんと穴の中に
コウモリを発見
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(こんなー間近は
はーじめてー)
周辺を散策すると
斜面の近くに
穴を発見
中をよく見ると…
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まさにこれが神通坑の坑口

坑口から漏れ出る熱が
付近の雪を溶かしていたようです


もうひとつ
みっけ!
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ハート型の穴!


こうして
転倒することもなく
無事下山





あーっと!?
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最後の最後で
転倒してしまう
てつおじなのでした。

約100年間燃え続ける
石炭の力強さを感じられる
ここでしか見られない光景は
一見の価値ありです!



神通坑
夕張市本町3丁目

一帯は市有林となっており
遭難の恐れがあるため
入山の際には
夕張市財政課管財係
(0123-52-3162)
まで
事前に連絡をお願いします。
また、神通坑についての
問い合わせ先は
夕張市地域振興課企画係
(0123-52-3141)
まで

冬季はスノーシュー必須です!!


炭鉄港オンライン
https://3city.net/4city/
今回冒頭で紹介した
「冬でも雪の積もらない山肌」は
3月15日(火)まで
アーカイブ視聴が可能となっております
魅力たっぷりの配信が
他にもありますので
興味のある方は是非一度
ご覧になってみては
いかがでしょうか。


続いて、てつおじから
ビッグなお知らせ!

なんと
炭鉄港の
オリジナルフレーム切手が
発売されることになりました!!

発売日や販売場所については
炭鉄港ポータルサイト
以下のページでご確認ください。
https://3city.net/post/11951
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