【 炭鉄港 】 てつおじさんぽ ~ 第14歩 「ムーンシェイプ伝説」~@ 月形
更新日2022.01.27
年明け2回目の更新です。
1月なのに雨交じりの雪が降ったり
高めの気温かと思いきや
夜はしっかり氷点下
1月なのに雨交じりの雪が降ったり
高めの気温かと思いきや
夜はしっかり氷点下
細い道はガタガタになっていたり
大きい道でも半分は塞がっていたり
歩くにしても車にしても
気をつけてくださいね!
書こうとした矢先から…
大きい道でも半分は塞がっていたり
歩くにしても車にしても
気をつけてくださいね!
書こうとした矢先から…
今朝きれいに転びました
今季初転びです
ひじをぶつけました
痛いです…
ということでみなさま
冬道はくれぐれもお気をつけて
ご安全に!
さて今回はそんな厄介な
雪のないうちに行った
月形樺戸博物館を
紹介したいと思います
炭鉄港における
月形とは…
炭鉄港の始まりの一つ
北海道開拓の原点とも呼べる場所
その入り口が
こちら
今季初転びです
ひじをぶつけました
痛いです…
ということでみなさま
冬道はくれぐれもお気をつけて
ご安全に!
さて今回はそんな厄介な
雪のないうちに行った
月形樺戸博物館を
紹介したいと思います
炭鉄港における
月形とは…
炭鉄港の始まりの一つ
北海道開拓の原点とも呼べる場所
その入り口が
こちら
旧樺戸集治監本庁舎です。
(炭鉄港の構成文化財の一つです。)
集治監というのは
現在でいう刑務所です。
さて、なぜ月形が
北海道開拓の
原点とも呼べるのか
その理由は
当時の日本の情勢と
囚人の労働力にありました。
樺戸集治監は
明治14年(1881年)。
宮城、東京に続く全国で3番目の
国立監獄として開設されました。
当時日本は明治維新間もない
不安定な情勢
西郷隆盛による西南戦争などの内乱で
約7万人の政治犯・国事犯が生じるも
囚人を収容する施設が不足していました。
加えてロシアの南下政策に備え
北海道を早急に開拓し、
守りを固める必要がありました。
(炭鉄港の構成文化財の一つです。)
集治監というのは
現在でいう刑務所です。
さて、なぜ月形が
北海道開拓の
原点とも呼べるのか
その理由は
当時の日本の情勢と
囚人の労働力にありました。
樺戸集治監は
明治14年(1881年)。
宮城、東京に続く全国で3番目の
国立監獄として開設されました。
当時日本は明治維新間もない
不安定な情勢
西郷隆盛による西南戦争などの内乱で
約7万人の政治犯・国事犯が生じるも
囚人を収容する施設が不足していました。
加えてロシアの南下政策に備え
北海道を早急に開拓し、
守りを固める必要がありました。
こうした内憂外患の情勢で
できたのが樺戸集治監であり、
懲役5年以上の政治犯・国事犯と
無期懲役の凶悪犯を収容し
道路や河川の開削工事、屯田兵舎の建築、
幌内炭鉱での石炭採掘に従事させました。
集治監の囚人によって
造られた道は
現在の国道の基礎になっているものも多く
たとえば国道12号線の
三笠-旭川までの区間も
樺戸集治監の囚人によって造られた
「囚人道路」の一つなんだとか
逃走しないように鉄の鎖で足を繋がれ
獄衣と呼ばれる赤い囚人服を身につけ
過酷な労働に従事した姿は
吉村 昭 氏の小説
「赤い人」の中で
描かれています
ところで
注目して頂きたいのが
冒頭入り口の写真中央の石段
できたのが樺戸集治監であり、
懲役5年以上の政治犯・国事犯と
無期懲役の凶悪犯を収容し
道路や河川の開削工事、屯田兵舎の建築、
幌内炭鉱での石炭採掘に従事させました。
集治監の囚人によって
造られた道は
現在の国道の基礎になっているものも多く
たとえば国道12号線の
三笠-旭川までの区間も
樺戸集治監の囚人によって造られた
「囚人道路」の一つなんだとか
逃走しないように鉄の鎖で足を繋がれ
獄衣と呼ばれる赤い囚人服を身につけ
過酷な労働に従事した姿は
吉村 昭 氏の小説
「赤い人」の中で
描かれています
ところで
注目して頂きたいのが
冒頭入り口の写真中央の石段
真ん中に向かって
石段が沈み削れていますね。
囚人たちが
鎖を引きずりながら
何度も何度も出入りしたことで
徐々に石段が削れてしまった…
という伝説が残っているそうです。
(実際には役場時代の摩耗らしい)
また、集治監の設置は
月形のまちの始まりでもあります。
集落のなかったこの場所に
集治監を中心としたまちづくりが行われ
初代典獄(刑務所長の旧称)の
月形潔の名前から取って
月形村と名付けられました。
石段が沈み削れていますね。
囚人たちが
鎖を引きずりながら
何度も何度も出入りしたことで
徐々に石段が削れてしまった…
という伝説が残っているそうです。
(実際には役場時代の摩耗らしい)
また、集治監の設置は
月形のまちの始まりでもあります。
集落のなかったこの場所に
集治監を中心としたまちづくりが行われ
初代典獄(刑務所長の旧称)の
月形潔の名前から取って
月形村と名付けられました。
月形潔(1847~1894年)
博物館の中では
典獄の制服やサーベルが
展示されていたり
月形のまちの成り立ちや、
北海道開拓の流れを
様々な資料とともに
学ぶことができます
月形樺戸博物館
樺戸郡月形町1219番地
開館日:3/20~11/30
(現在冬季休館中)
開館時間:9:30~17:00
典獄の制服やサーベルが
展示されていたり
月形のまちの成り立ちや、
北海道開拓の流れを
様々な資料とともに
学ぶことができます
月形樺戸博物館
樺戸郡月形町1219番地
開館日:3/20~11/30
(現在冬季休館中)
開館時間:9:30~17:00
駐車場は月形町役場の駐車場をご利用ください。
さて、見学もひとしきり終わり
本日のてつおじランチはこちら!
さて、見学もひとしきり終わり
本日のてつおじランチはこちら!
お食事の店ポポットさんです
プレーンなオムレツに
チキンライスが入っている
伝統的なタイプ
地元のお米を
特製スープで炊き上げた
チキンライスと
ふわふわたまごの
相性はバツグン!
まさにシンプルis theベスト!
を体現するような
オムライスでした
やっぱりオムライスは最高だぜ!
カレーも美味しいらしいので
次はオムライスカレーにしようかな…
是非一度訪れてみてください!
お食事の店ポポット
樺戸郡月形町字本町通10-1
営業時間
ランチ
11:30~14:30
(LO14:00)
ディナー(日祝を除く)
18:00~24:00
(LO23:00)
ディナー(日祝)
18:00~21:00
(LO21:00)
定休日
水曜日、第2日曜日
次回もお楽しみに!
てつおじさんぽ過去の軌跡
~ 第1歩 「めざせ炭鉄港マスター」~
~ 第2歩 「僕の知らない物語」~
~ 第3歩 「てつおじカーニバル!!」~
~ 第4歩 「Only my rail man」~
~ 第5歩 「てつおじのゆく頃に」~
~ 第6歩 「もってけ!さぎょうふく」~
~ 第7歩 「てつおじのSomeday」~
~ 第8歩 「てつおじ100%」~
~ 第9歩 「それは大きな港のような」~
~ 第10歩 「ジェントルマン空を往く」~
~ 第11歩 「拡がリーヨ」~
~ 第12歩 「History Walker」~
~ 第13歩 「廻廻帰炭」~
プレーンなオムレツに
チキンライスが入っている
伝統的なタイプ
地元のお米を
特製スープで炊き上げた
チキンライスと
ふわふわたまごの
相性はバツグン!
まさにシンプルis theベスト!
を体現するような
オムライスでした
やっぱりオムライスは最高だぜ!
カレーも美味しいらしいので
次はオムライスカレーにしようかな…
是非一度訪れてみてください!
お食事の店ポポット
樺戸郡月形町字本町通10-1
営業時間
ランチ
11:30~14:30
(LO14:00)
ディナー(日祝を除く)
18:00~24:00
(LO23:00)
ディナー(日祝)
18:00~21:00
(LO21:00)
定休日
水曜日、第2日曜日
次回もお楽しみに!
てつおじさんぽ過去の軌跡
~ 第1歩 「めざせ炭鉄港マスター」~
~ 第2歩 「僕の知らない物語」~
~ 第3歩 「てつおじカーニバル!!」~
~ 第4歩 「Only my rail man」~
~ 第5歩 「てつおじのゆく頃に」~
~ 第6歩 「もってけ!さぎょうふく」~
~ 第7歩 「てつおじのSomeday」~
~ 第8歩 「てつおじ100%」~
~ 第9歩 「それは大きな港のような」~
~ 第10歩 「ジェントルマン空を往く」~
~ 第11歩 「拡がリーヨ」~
~ 第12歩 「History Walker」~
~ 第13歩 「廻廻帰炭」~
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